信州最古・松岡屋醸造場の松錦&かつお香る醤油 / 長野 飯田市 1534年創業 (天文3年)

長野県最南部(南信地方)の飯田市は、1937年(昭和12年)の下伊那郡飯田町・上飯田町合併で発足した旧市が1956年(昭和31年)の同郡7村合併で現市となり、昭和の中期・末期と平成の初期・中期5回の同郡2町6村編入で現市域となった県内人口5位の市です。飯田の語源は“結いの田(共同労働の田)”とされます。水引・林檎・赤石銘茶・蜂蜜・漬物・味噌・醤油・清酒・焼酎・鹿肉缶詰・猪肉・熊肉・馬刺し・珍味(蜂の子・ざざむし・ひび:蚕のさなぎ等)・銘菓(いと忠巣ごもり・市田柿羊羹・栗鹿ノ子・名代大きんつば・りんごバウムクーヘン等)・五平餅・鯉旨煮・おたぐり(馬腸煮込)・伊豆木の鯖鮨等の特産品・名物・郷土食があります。人口1万人当たり焼肉店数が全国一(5.26店/2021年)の市とされ、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店・醸造所(味噌・醤油等)などが残っています。

1534年創業、新種最古の醸造蔵 松岡屋醸造場

飯田駅から徒歩7分ほど、岡谷駅から車で1時間10分前後の場所にある 松岡屋醸造場。信州最古の醸造蔵と知られる同社は、1534年(天文3年)に穀物問屋として創業し、1818年(文政元年)に松岡屋醤油店として味噌・醤油の製造を開始されています。以前に最古のお醤油屋さんをnoteにまとめさせて頂いたのですが、穀物問屋さんの時代を含めると松岡屋醸造場さんが最古となります。
(お醤油屋さんとして、だと1818年なので記事上は最古としておりません)

という、松岡屋醸造場さんからお取り寄せしました。1534年創業 時は戦国時代、という表記がカッコ良いですね。

包装紙を外した状態だとこんな感じ。あんまり印象変わりませんが、せっかくなので。

今回は左の本醸造の濃口しょうゆ  松錦と、かつお香るという出汁醤油を購入しています。

まずは濃口醤油の松錦から。thank youラベルバージョンを購入したので、ボトルに「いつもありがとうございます」と記載されています。

出してみた図。長野=濃いめと勝手に思い込んでいたのですが、塩味まろやかで美味しかったです。

そして、かつお香る醤油です。アマビエパッケージを購入しています。

取り出した図。こちらのほうが黒みがかっていますね。旨味がかなり濃く、冷奴とか合いそう。

戦国時代からのお店が脈々と受け継がれているって凄いことですよね。長野県内で2番目に歴史ある老舗店だとのことです。飯田市は訪問をしたことがないので、いつか遊びに行きたいなぁ。

↓松岡屋醸造場のアマビエラベルのお醤油は楽天で購入できますよ。中身は濃口醤油のほうです。

 

———松岡屋醸造場 基本情報———-
〇創業年 1534年創業 / 天文3年創業
〇営業時間
・8:00~19:00 (土曜日は10:00-17:00)
※日曜日 定休日
〇住所
長野県飯田市今宮町3-70
(公式サイト)⇒ 松岡屋醸造場 – 長野県飯田の老舗、醤油(しょうゆ)、信州みそ、甘酒など。オンラインショップにてギフト(贈り物)のご用意も!お料理好き、調味料こだわりたい方におすすめです

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