政七屋のはんぺん(さつま揚げ)でおでん / 愛知 半田市 1828年創業 (文政11年)

愛知県の尾張地方で知多半島東海岸中央部の半田市は、かつての“坂田(さかた)”が“はんだ”と読まれるようになったとの説があり、江戸時代の市域は、尾張藩・犬山城主成瀬氏(後に犬山藩立藩)・寺社の各所領でした。古くからの醸造業(酒・醤油・味噌等)が江戸中期頃から興隆して、18世紀末頃には清酒醸造が発展し、19世紀初頭(文化年間)に初代中野又左衛門が酢醸造(現・中埜酢店等のMizkan Holdingsの祖)を始めた場所です。生せんべい・醸造物使用の和洋菓子など名物も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1828年創業、刈谷藩からやってきた政七さんが作った 政七屋

乙川駅から徒歩8分、半田駅から車で10分ほどの場所にある 政七屋。1828年(文政11年)に、刈谷藩・小垣江村(現、愛知県刈谷市小垣江町)から、尾張藩・亀崎村(現、愛知県半田市亀崎町)に出稼ぎに来た政七さんによって創業されました。魚屋からスタートし、余った鰯や海老を使った練り物の販売もされていたそうです。4代目のころに蒲鉾屋に業種変更されたそう。ちなみに亀崎村では、練り物を作るのに、まな板と包丁を使い魚を叩いて潰していたため、その音から蒲鉾屋さんのことをトントコ屋さんと呼んでいたそうですよ。

という政七屋さんからお取り寄せで購入しました。

購入したのは、はんぺん詰め合わせセット。亀崎町近辺では、いわゆるさつま揚げのことをはんぺんと呼ぶそうです。

おでんの出汁入りのセットだったので、おでんにしました。練り物全部美味しくって最高です! パンフレットも入っていました。書き漏れてましたが、いわしはんぺんが名物なんです。パンフレットの中身はこんな感じ。はんぺんの種類がすごい。全部食べたいw。 食べながら思い出したことですが、半田出身のうちのおじいちゃんも、そういえばはんぺん=さつま揚げの人だったと思います。あの辺りの人は広範囲にそうだったりするのかしら(本人も両親も亡くなっており、確認の術がない…)。まあそれは良いとして、なんだか落ち着ける味だったんですけれど、やぱり自分のルーツがある場所の味だからなのか、それとも昔ながらの製法を守っているからなのか、どちらなのだろう。きっと両方が答えな気がしますけれど。購入は公式サイトから出来ますよ

—— 政七屋 基本情報———-
〇創業年  1828年創業 / 文政11年創業
〇営業時間
・平日
10:00〜18:00
・土日
7:00〜12:00
※水曜・祝日 定休日
〇住所
愛知県半田市古浜町18番地の1
(公式サイト)⇒ はんぺんの通販・お取り寄せ 政七屋|定番から変わり種までこだわりのはんぺん

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