浅草は、都内最古の寺である金龍山浅草寺の門前町として古くから栄えた街。江戸時代には多くの武士・商人や文人墨客などが浅草に集まって江戸文化を育んできました。明治になって六区画(一時期は七区画)の浅草公園となって、六区は劇場や映画館などが林立して興行街として多くの人を集めて繁栄し、現在も全国各地や海外からの観光客で連日賑わっています。浅草の各所には食堂から料理屋までの各種飲食店や和菓子・食品店などの老舗の商店が数多く点在する、東京を代表する老舗の聖地の一つです。
1926年創業、浅草・馬道通りで100年続く東京おでんの老舗 丸太ごうし (まるたごうし)
浅草駅から徒歩7分ほど、二天門のバス停から徒歩1分ほど、台東区浅草2丁目・馬道通り沿いにある丸太ごうし。1926年(大正15年)創業の東京おでんの老舗で、BS-TBS吉田類の酒場放浪記でも取り上げられたお店です。鍋には味の浸みたおでん種が並び、大根を”役者”、つみれを”世話女房”、うずら巻きを”爆弾”と呼ぶなど、浅草らしい洒落と遊び心も魅力です。おでんで酒を飲み、茶飯で締める江戸っ子の流れを感じさせながら、豊洲で仕入れた魚の刺身や一品料理も楽しめる酒場として親しまれてきました。屋号「丸太ごうし」は、もとは大阪・住吉神社前にあった古い飲食店の名に由来するとされています。2026年には創業100年の節目を迎え、住居店舗の老朽化に伴い現店舗を26年6月いっぱいで閉店し、9月に浅草一丁目に移転される予定です。
という、丸太ごうしさんの外観です。もうこの建物とはお別れが近い。

入り口の写真です。老舗感が出ていて最高に良い。
店頭にメニューが書いてあるのは、初めて行く人にも優しいですよね。
店内の様子です。カウンター席とテーブル席、小上がりに座席があります。
おでんはこんな感じ。味がしみしみな様子が伝わってくるよね。
今回は3人で訪問したのですが、私が遅れて到着していたので、すでにテーブルにおでんが到着していました。関東らしい濃口醤油がっつりの濃いめの味わい。美味しいなぁ。お酒が進む。
そして追加オーダー。関東独自と思われるおでん種の”すじ”、卵、タコです。
実は私、すじをこの日初めて食べたんですが、お出汁の吸収率が高い故の味の濃さと、絶妙なコリコリ感が素晴らしく一発で愛し合う仲になりました。また食べたい。
この日珍しく沢山お酒を飲みました。おでんがお酒に合いすぎるんですよね。今主流の関西風な薄味の出汁ではなく、濃いめのがっつり系の味で、食べるとお酒が欲しくなるんですよ。このスタイルのおでんもやっぱり最高だなぁ。移転後にまた行かなければだ。
店舗情報
店舗名:丸太ごうし
創業年:1926年(大正15年)
営業時間:17:00 - 21:30
定休日:日曜日・月曜日
住所:東京都台東区浅草2-32-11 [地図を見る]
公式サイト:公式instagram
