丸正酢醸造元、那智山の伏流水で醸す木桶仕込み酢を買う / 和歌山 那智勝浦町 1879年創業 (明治12年)

和歌山県南部の東牟婁(東牟娄、ひがしむろ)郡には、現在は那智勝浦(なちかつうら)・太地(たいじ)・古座川(こざがわ)・串本(くしもと)の4町と北山(きたやま)の1村とが属しています。那智勝浦町は、世界遺産の紀伊山地霊場・参詣道(熊野地区)の那智滝等や南紀勝浦温泉が多くの観光客を集め、勝浦漁港は国内有数の鮪漁業基地です。郡内には老舗の和菓子店・食品店などが残っています。

1879年創業、那智山の伏流水と熊野杉の木桶で醸す 丸正酢醸造元 (まるしょうずじょうぞうもと)

JRきのくに線・紀伊天満駅から徒歩2分ほど、那智勝浦新宮道路・那智勝浦ICから車で2分前後の場所、那智勝浦町天満に蔵を構える 丸正酢醸造元 。1879年(明治12年)に初代・小坂庄七氏が那智勝浦町天満で独立創業した、那智勝浦町を代表する老舗の酢蔵です。始まりは江戸末期、熊野古道・大門坂での酢づくりにさかのぼり、現在も創業当時からの蔵、熊野杉の木桶、那智山系の伏流水を生かした古式醸造を守り続けています。戦後の苦難を乗り越え、木桶仕込みを貫いた酢は、まろやかな酸味と深いコクで知られ、今では海外にも届けられる那智勝浦の名品となっています。

という、丸正酢醸造元さんの”さんばい酢”を購入しました。三杯酢は自分で作るものだと思っていたのですが、今や購入できるのですね。
ラベル部分をアップで。三杯酢は通常、お酢・醤油・味醂を1対1対1で合わせるものですが、丸正酢醸造元さんの”さんばい酢”は、出汁成分もかなり入っています。利用しているお酢は赤酢です。

裏側の原材料です。醸造酢、しょうゆ、砂糖、発酵調味料に加えて、鰹節、昆布が入っています。昆布は北海道利尻のものを利用。鰹節も手火山式を全量使用とかなりこだわっています。逆サイドです。ラベルはポイントポイントで英語で書かれていて、英語圏でそのまま売れそうな見た目になっています。
味見してみました。一般的な三杯酢よりも出汁によるコクが強めに出ている分、物凄く美味しいです。そのまま和え物に使っても良いですし、南蛮漬けとかに使うとめっちゃ良さそう。とにかく旨い。この三杯酢の美味しさは、ベースとなる酢の美味しさによるところが大きいと思います。丸正酢醸造元さんは熊野古道・大門坂の酢づくりにルーツを持ち、創業150年近く、熊野杉の木桶+那智山の伏流水で古式醸造を守る蔵です。長い時間で培われ、守り続けられたお酢造りの技法によって生み出されているまろやかな酸味とコクのあるお酢だからこそ、実現できているのだと感じました。今度は酢飯用に買ってみたい!

店舗情報

店舗名:丸正酢醸造元

創業年:1879年(明治12年)

営業時間:9:00 - 17:00

定休日:土曜日、日曜日

住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町天満271 [地図を見る]

公式サイト:丸正酢醸造元

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