前川茶舗 & 日本茶喫茶マルサ、抹茶ビール & TEADROP / 北海道 旭川市 1909年創業 (明治42年)

北海道北中部の旭川市は、上川盆地の石狩川等の合流部にあり、人口が札幌市に次いで道内2位の道北地方の経済・産業・物流・文化の中心都市。1889年(明治22年)末の山縣有朋内閣閣議決定の上川離宮設置に際して、旧称の上川郡“忠別”のアイヌ語源(チュプ:太陽+ペト:川)に基づき帝国象徴的文字“旭”を用いて村名とされました。江丹別蕎麦・旭川ラーメン・発祥地とされる塩ホルモンや豚トロ・各種菓子等の名物・特産品や、もつそば・ジュンドッグ(棒状洋風握り飯)・ゲソ丼・新子焼き(骨付き鶏肉半身素焼き)等の地場料理があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が点在しています。

1909年創業、日本茶バーを併設する 前川茶舗 & 日本茶喫茶マルサ

5条緑橋通のバス停から徒歩2分ほど、旭川駅から徒歩11分ほどの場所にある 前川茶舗 、及び 日本茶喫茶マルサ。1909年(明治42年)に佐々木源吾氏がマルサ旭園として創業したのが始まりです。1925年にはコーヒー豆の販売を始められており、旭川で初めて扱ったお店だそうですよ。現在は5代目の前川俊哉氏が新たな施策をバンバン打ち出されていますが、俊哉氏の曽祖父がマルサ旭園を譲りうけ、前川茶舗となったそうです。

という前川茶舗 さんと、日本茶喫茶マルサさんの外観です。夜営業にお伺いしております。

外の看板です。抹茶ビールと抹茶割りがアピールされていました。抹茶×アルコール、良いですねぇ。

店内に入りました。喫茶店席とカウンターのあるお店です。

メニュー表です。頭に明治42年創業、と書かれているのが素晴らしいですね。 メニュー1枚目です。バー営業されているので、お酒系が並んでいます。 そして2枚目にはお茶系メニューが。お茶系カクテルが充実しているのも、お茶屋さんっぽくて嬉しですね。

まずは抹茶ビールから。

抹茶がビールに混ぜてあり、かつ、泡の上にも抹茶パウダーが乗っています。ビールの苦味、抹茶の苦味が良い感じで、めっちゃ美味しかったです。
前川茶舗さんではTEA DROPという抹茶パウダーを作られていて、今回のビールもそちらが一部使われているよう。
ロゴ部分アップでどうぞ。

ちょっと試させてもらったのですが、水にサラッと溶けるんです。この溶けやすさ凄いな。色々と使えそう。
締めはチャイで。お茶の可能性を感じる1日でした。

私が訪問した後のお話ですが、生食パンで有名な乃が美さんとコラボし、抹茶生食パンを出し、大ヒットのため再発等もされていました。抹茶ビールもそうですが、5代目の前川俊哉氏がアイデアマンで色々なことを手掛けられています。こういう代わり続ける老舗店って素敵ですよね。

———-前川茶舗 / 日本茶喫茶マルサ 基本情報———-
〇創業年 1909年創業 / 明治42年創業
〇営業時間
・10:00 – 17:00
・20:00 – 25:00
※日曜日 定休日
〇住所
北海道旭川市5条通8丁目右1
(公式X)⇒ (有)前川茶舗

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