鈴木観助本舗、くうや茶屋餅を食べる / 三重 伊勢市 明治後半創業 (1800年代末)

三重県東部の伊勢市は、神宮(伊勢神宮)の鳥居前町として古代から発達してきた都市。江戸時代には“お蔭参り(おかげまいり)、お伊勢まいり”で全国から参拝者を集め今も多くの人で賑わっています。神宮の主祭神は内宮(ないくう)の皇室の氏神・天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)と外宮(げくう)の衣食住の守り神・豊受大御神(とようけのおおみかみ)です。他にも二見浦(夫婦岩)・猿田彦神社・おかげ横丁・おはらい町等の観光名所を多く擁しています。伊勢沢庵・伊勢うどん等の特産品・郷土料理や赤福・朔日餅・お福餅等の各種餅菓子・煎餅・ういろ等の名物菓子・土産物が豊富で、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが多数残っています。

明治後半創業、要望によって復活した くうや餅を復活させた 鈴木観助本舗

二見浦駅から徒歩11分ほど、伊勢市駅から車で20分前後の場所にある くうや茶屋餅鈴木観助本舗。明治後半(1800年代末)に和菓子店・鈴木翠松軒として創業されました。2020年に一度閉店されていますが、復活の要望があり屋号・商品名を一新して くうや茶屋餅鈴木観助本舗として営業を再開されています。くうや観助餅もはくうや茶屋餅と名前がリニューアルされています。

という、くうや茶屋餅鈴木観助本舗さんの外観です。横に広いのが印象的ですね。

店内に入りました。くうや茶屋餅、どら焼き、お赤飯等が販売されています。

もう少し棚をアップで。

過去に掲載されていた記事も飾ってありました。歴史を知るのに便利ですね。

ということで、くうや茶屋餅です。ピンク・白・緑の3色あります。2代目の鈴木観助氏が東京の老舗和菓子店で修業をつみ生み出したそう。もち米をせいろで蒸して、米の形を残しているのがポイントです。¥

ということで購入しました。お米の形クッキリは面白いですね。もっちりしつつも、食感も感じられて美味しかったです。

くうや茶屋餅鈴木観助本舗は、現在4代目の方によって運営されているそうです。地域の味が要望によって復活し、地域に再び根付いている姿を見るのは嬉しいですね。今回は他のお菓子屋さんも回った都合で1種類のみの購入でしたが、今度は3色全部食べたいです。

——–くうや茶屋餅鈴木観助本舗 基本情報———-
〇創業年 明治後半創業 (1800年代末)
〇営業時間
・9:00 – 17:00
※水曜日 定休日
〇住所
三重県伊勢市二見町茶屋537−18
(公式サイト)⇒ 伊勢で名物和菓子が楽しめる|くうや茶屋餅鈴木観助本舗

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