江戸時代に日本の道路網(五街道)の起点として、日本橋川に架けられた日本橋を中心に交通の要所となった中央区日本橋。江戸を代表する大商業地として賑わったこの街は、日本銀行本店や東京証券取引所などが立地する日本を代表する金融街でもあり、東京を代表する老舗の飲食店・和菓子店・食品店などの一大集積地となっています。
1712年創業、60万アイテム以上を扱う食の総合商社 国分
日本橋駅・三越前駅、そのどちらからも徒歩2分程度の場所にあるのが、国分本社。本社1Fには、アンテナショップ ROJI 日本橋があります。1712年(正徳2年)に三重県から出てきた國分勘兵衛さんが、日本橋に「大國屋」の屋号で店舗を構えたことで、その歴史が始まりました。当時は呉服を手掛けると共に、醤油製造業にも進出。1880年(明治13年)に醤油事業から撤退し、食品卸業に転換され、現在まで続くビジネスを営んでいらっしゃいます(詳しい歴史は、こちらに載っています)。
国分さんといえば、一般消費者は缶詰の印象が強いかと思いますが、お酒・冷凍食品・加工食品・お菓子等々含め60万アイテム以上を扱われている、日本を代表する食の総合商社さんです。1万社以上のメーカーさんと取引され、3万5千社以上に食品を卸されているそうですよ。ちなみに代表ブランドの缶詰は、1887年 (明治20年)から販売されているそうです。
こちらが本社1FにあるアンテナショップROJI 日本橋。正面の看板には近年のヒット作 缶つまシリーズが紹介されていますね。
入って左側の棚には、缶つまがずらりと並んでいました。最近高級スーパーに良く並んでいる風景は見ますが、この数が並ぶのは中々見ないので凄い景色です。 ということで買ってきました、缶つま。たまに食べているんですが、個人的なヒット作は、こちらの穴子の蒲焼です。 箱から出した缶は異様にシンプルw。 こんな感じでコッテリした穴子が缶詰の中に入ってます。 こちらがご飯に乗っけた図。有無を言わさず美味いですw。前にホームパーティーで使ったことがあるんですが、デパ地下で購入したものかと思われてました。 もう一つ購入したのがこちらのホタテ出汁入りのお茶漬けの素。
こんな感じでびんの中に、細切れにしたホタテも入っています。今回はお茶漬けでなく、炊き込みご飯に使ったのですが超美味しかったです(が、写真を撮り忘れた…)。
国分さんは、缶つまファンとして結構身近なブランドだったのですが、今回調べるまで、こんなに取り扱い商品の多い会社さんだとは存じ上げませんでした。というよりも、メーカーである、と認識してしまっていて、商社さんと思っていましせんでした…。調べないと思い違いすることって多いですよね。反省します…。
国分さんと話がズレましたが、缶つまは本当に大好きなシリーズで、もし食べたことが無い方がいらっしゃれば、是非食べて頂きたいです。おかずとして1品追加でも、お酒のアテでも、どちらでもかなり使える商品だと思いますよ。
缶つまは通販でも買えるので、よろしければこちらでどうぞ。
私のお勧めは、「あなごの蒲焼」、「かき燻製油漬け」、「黒豚角煮」の3つ。軽く温めて食べるのがお薦めです。
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———国分 基本情報———-
〇創業年 正徳2年創業 / 1712年創業
以下は、アンテナショップROJI日本橋の情報となります。
〇営業時間
月~金:11:00~18:30
土曜・日曜・祝日11:00~18:00
※不定休
〇住所
東京都中央区日本橋1-1-1
(公式サイト)⇒ ROJI日本橋オフィシャルサイト