こばやし本店で、時そばにも出てくるメニュー”志っぽく”を食べる / 長野 松本 明治末期創業

長野県松本市は、戦国時代に小笠原氏の築城とされる松本藩 松本城(戦国時代は深志城)の城下町。市の中心市街地一帯は古くは湿地帯由来の深瀬郷(深志郷)・荘園由来の庄内等と称され現在も女鳥羽川を挟んだ北深志・南深志や庄内・本庄の地名が残っています。戦国時代に武田氏に敗れた元信濃守護職の小笠原氏が旧領回復に際し“待つこと久しく本懐を遂ぐ”として“待つ本懐”を略して松本に改称したとの通説があります。戦災を免れた松本城(天守閣は国宝・城址は国史跡)始め多数の城郭・1876年(明治9年)竣工の旧開智学校(国宝)・あがたの森文化会館(旧制松本高等学校)等の旧跡・建築物が多数残り、自然景勝地や浅間・白骨等の温泉地にも恵まれ観光・行楽客で賑わっています。林檎・葡萄・西瓜・松茸の農産物や味噌・清酒・蕎麦・野沢菜漬・山賊焼・各種和菓子等の名産品・郷土食品も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

明治末期、蕎麦一筋で100年越えの老舗店 こばやし本店

JR松本駅から徒歩11分ほどの場所、四柱神社参集殿内にある蕎麦屋 こばやし本店。明治末期に、長野県北安曇、糸魚川沿いの大町にて創業したお蕎麦屋さんで、その後移転され松本にお店を構えられています。お蕎麦一筋100年越えの老舗店です。

こちらが入り口の看板。こばやし、と読めず、きばやし、と読んでしまっていたのは秘密です。

店頭の看板にメニュー表が掲示されていました。外国人観光客も多い町なので、英語メニューも置いてあります。

店内に入りました。お蕎麦と逸品料理が載っています。

日本語メニューが出てしまっていたので、もう一つは英語メニューでした。が、説明が書いてあるので逆にわかりやすいw。

メニューに志っぽくとあったので、時そばのしっぽくかな、と思い英語メニューを読んでみると、そう、あのしっぽくのようです。長崎県の卓袱料理を元に出来上がったメニューで、ざっくりいうと具沢山蕎麦です。

ということでオーダーしたものです。その1、馬刺し。せっかく長野に来てますからね。

その2、志っぽく蕎麦。玉子焼き、蒲鉾、ネギ、椎茸、鳴門、お麩等々入って、超豪華!!これは子供が食べたものですが、天ざる蕎麦。たっぷりの天ぷらで美味しそう!!
長野に来てるなら、お蕎麦食べたいなぁと探して入ったのがこばやし本店さんで、せっかくならと、名前は知っているけれど食べたことがなかった志っぽく蕎麦を食べました。この具沢山そば、凄く良いな。お蕎麦も香り高くって美味しかった。流石長野のお蕎麦!

———こばやし本店 基本情報———-
〇創業年 明治末期創業
〇営業時間
・11:00~20:00
※1月・2月は水曜日定休日
〇住所
長野県松本市大手3-3-20 四柱神社参集殿内
(公式サイト)⇒信州松本 手打ちそば こばやし

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