茨城県中部(県央地域)の那珂(なか)市は、江戸時代は常陸水戸藩領で、1955年(昭和30年)の那珂郡菅谷町・6村合併で発足の那珂郡那珂町が2005年(平成17年)に同郡瓜連町(うりづらまち)を編入して市となり、近年は水戸市・ひたちなか市のベッドタウンにもなっています。那珂の地名は栃木県から茨城県に流れる那珂川に由来し、古い史料には仲国造や那賀(那珂)郡と記載があります。那珂南瓜・山芋・玉蜀黍・牛蒡・大名うどん・銘菓(ふぶきまんじゅう・かぼちゃまんじゅう・つぼ焼・御城下殿中等)・清酒・地ビール(常陸野ネストビール)等の特産品・名物があり、市内には老舗の和菓子店・食品会社・酒蔵・食品小売店などが残っています。
1823年創業、日本酒・ビール・梅酒・ウイスキー・ジンを醸造する 木内酒造
常陸鴻巣駅から徒歩7分ほど、水戸駅から車で25分前後の場所にある 木内酒造。1823年(文政6年)に、木内儀兵衛氏が創業した酒蔵です。日本酒の醸造から始まり、1996年にクラフトビール、2006年に飲食業、2007年に梅酒、2022年にウイスキー&ジンの発売と新しい挑戦をし続ける老舗店です。
という、木内酒造さんのしゅわしゅわ木内梅酒を購入しました。梅は茨城の名産ですからね。木内梅酒は、今回かった微発泡のシュワシュワタイプと、一般的なシュワシュワしない梅酒の2タイプあり、一般タイプは2009年に梅酒コンテストで日本一に輝いています。
ボトル裏側です。梅はもちろん茨城県産です。面白いのは自社で醸造している世界一に輝いたことのあるクラフトビール・常陸野ネストビールを蒸留しスピリッツを作り、そこに梅を漬け込んでいることです。だからちょっと独特の風味があります。
梅酒、結構甘いものが多い中、木内梅酒は甘さがやや控えられていて、すっきり飲めるのが特徴です。今回私が飲んだシュワシュワタイプは、その炭酸具合もあって、かなりさっぱり頂けます。独自の癖はありますが、個人的にはポジティブで、美味しさの1部だよな、と感じました。これはまた飲みたいなぁ。
↓木内梅酒は、楽天でも購入できますよ。
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———木内酒造 基本情報———-
〇創業年 1823年創業 / 文政6年創業
〇営業時間
・10:00 – 18:00
※定休日なし
〇住所
茨城県那珂市鴻巣1257
(公式サイト)⇒木内酒造