東京都大田区の南西部に位置する「下丸子」は、多摩川の豊かな水辺空間を背景に、活気ある商店街、最新鋭のグローバル企業、そして穏やかな住宅地がモザイクのように混在する、多面的な魅力を持つまちです。現在の町域は下丸子一丁目から四丁目で構成されています。地名の「丸子」は非常に古く、古代にこの地で暮らしていた「丸子部(まりこべ)」にちなむという説や、中世の「丸子庄」に連なる歴史を持ちます。春には多摩川河川敷の「二十一世紀桜」が咲き誇るなど、深い歴史と最先端の産業、そして美しい自然環境が見事に調和した特色ある地域です。
1924年以前創業、下丸子駅の改札脇で長く続く駅前の老舗食堂 喜楽亭 (きらくてい)
東急多摩川線・下丸子駅の改札を出てすぐ、徒歩2分ほどの場所、大田区下丸子に店を構える 喜楽亭 (きらくてい)。創業年はわからなくなっているものの1924年(大正13年)に下丸子駅が開設された際に、隣の店舗に移転したとされており、少なくともその前からは存在が確認できる100年越えの食堂となります。下丸子駅誕生の瞬間から、その歴史を共に歩み続けているわけですね。メニューは、チキンカツやメンチカツなどの揚げ物、オムライス、ナポリタン、各種定食や丼物まで揃う、昭和的な町食堂の形を今も保っています。下丸子が無人駅であった時代から、下丸子の地域生活史に寄り添って続いてきたお店です。
という、喜楽亭さんの外観です。別件で下丸子にいた際に「ここ絶対老舗だよね?」と調べて入ったお店です。店舗も良い感じに老舗感が出ております。

少しアップで。暖簾に縦組の文字で書かれた喜楽亭がカッコ良いですね。
店頭看板では定食系メニューが紹介されていました。
店内に入ります。物が溢れるちょっとカオスな空間でした。
メニューはこんな感じです。定食も気になるけれど、洋食系メニューも気になるなぁ。
悩んだ結果、今回はロースカツ定食にしました。この定食副菜がたっぷりついてきて、かなりお得だ。
ロースカツをアップでどうぞ。結構しっかり目に揚げるタイプでした。付け合わせのパスタが嬉しいね。
ソースはオリジナルブレンドとのことでした。スパイシーさを感じられて美味い。
下丸子駅よりも古い、と語られる駅前の老舗食堂は、店外も店内もその歴史を存分に感じさせてくれます。改札脇で100年近く、近隣住民や駅利用者の食卓を支えてきた佇まいに、昭和の町食堂の素晴らしさをストレートに体感できました。次は洋食系メニューも食べたいなぁ。
