兵庫県南東部で阪神間の中間に位置する西宮市は、大正期から住宅開発が行われた高級住宅街。阪神タイガース本拠地であり、二大高校野球全国大会会場の阪神甲子園球場や、毎年1月9日から11日の十日戎で“福男選び”神事を行う西宮神社・日本書紀に創建の記述がある古社・廣田神社が全国に知られています。西宮の地名由来には、戎神を最初に祀っていた鳴尾や古代先進地域の津門から“西方の宮”説や、西宮の呼称が当初の平安京から西方の廣田神社等の神社群から変じて西宮神社(戎社)限定となったという説等の複数説があります。国内清酒生産量の約3割を占め、多くの大手酒造会社の発祥地・本社となっており、市内には多数の酒蔵や和菓子店などの老舗が残っています。
大正中期創業、養女・君江からその名を取った 君栄堂本舗 (きみえどうほんぽ)
阪神・西宮駅から徒歩2分ほどの場所、西宮市馬場町・西宮神社の門前町に店を構える 君栄堂本舗。詳細な創業年はわからないそうですが、大正中期に創業された和菓子店です。店舗名は創業家が迎えた養女・君江(きみえ)氏の名に因んで付けられたそう。西宮神社 (西宮えべっさん)の祭事に関わる餅菓子を作ることで知られ、地元の行事と共に歴史を歩んだ和菓子店です。えべっさんからその名を取った戎福栗や、神社の巴紋型の宮最中が名物となります。
という、君栄堂本舗さんの外観です。青いファサードが印象的。
店頭の張り紙です。戎福栗、君乃栄、宮最中が三大銘菓となるのかな。
店内に入りました。ディスプレイが反射して見づらいですが、お菓子がずらっと並んでおります。
今回は名物の宮最中と、店頭で一目惚れした水羊羹を購入しました。
最中はこんな感じで、この意匠が神社の巴紋型となります。縁起が良い感じがしてお土産にも良さそうですね。
老舗店の名前の由来はできる限り調べるようにしているのですが、娘さんのお名前を店舗にしているケースは初めてみた気がします。なんかこう嬉しいですね。そんな自分の名前が100年以上も残るのも素敵ですよね。自分の名前が自分以上に長生きするって良いお話だなって思います。
店舗情報
店舗名:君栄堂本舗
創業年:大正中期創業 (1920年頃)
営業時間:9:30 - 19:00
定休日:火曜日
住所:兵庫県西宮市馬場町4−28 [地図を見る]
公式サイト:君栄堂本舗 公式instagram
