うどんや風一夜薬本舗の、しょうが飴 / 大阪 東住吉区 1876年創業 (明治9年)

大阪府庁所在地である大阪市の東住吉区は、大正末期に旧東成郡(当初は住吉郡)より市に編入された住吉区(住吉大社に由来)から1943年(昭和18年)に分区されて発足し、旧中河内郡4村編入を経て1974年(昭和49年)に平野区を分離して現区域となりました。住道矢田(すんじやた)・杭全(くまた)等の多数の区内難読地名・市内第3位面積の長居公園(セレッソ大阪本拠地の長居競技場・市立長居植物園等)・市内有数の駒川商店街・中央卸売市場東部市場などで知られています。江戸時代から栽培されていた旧東成郡田辺地区発祥の田辺大根(なにわの伝統野菜認証)が特産で、市内には老舗の和菓子店・食品店などが残っています。

1876年創業、うどん屋で販売されている風邪薬を作っていた うどんや風一夜薬本舗

田辺駅から徒歩5分ほど、大阪駅から車で20分前後の場所にある うどんや風一夜薬本舗。1876年(明治9年)に製薬会社として創業されました。創業当時の大阪では、うどんを食べ薬を飲んで眠るのが良いとされていて、うどん屋で風邪薬が売られていたそうです。その風邪薬を作っていたのが、うどんや風一夜薬本舗さんとなります。「うどんや」にある「風(かぜ)」が「一夜」で治る「薬」から、うどんや風一夜薬と名付けられました。ちなみに東京では、同じ薬が「そばや風一夜薬」として売られていたそうです。この頃から関西はうどん、関東は蕎麦、だったのですね。

といううどんや風一夜薬本舗さんは、指定第2類医薬品である「うどんや風一夜薬顆粒 」、しょうが飴、しょうが湯等を販売されています。今回はしょうが飴 辛味絶佳(からみぜっか)を購入しました。 こちら裏側。生姜の旨みと辛味をびっくりするほど練り込んであります。辛さレベル5の商品。 1つ取り出した図。ガツンとくる生姜味、美味しい!

後日、中辛飴も見つけ購入しました。ポイントに緑色を使ったパッケージです。 こちら裏側。辛さレベルが3になります。 中辛とはいえ十分辛い。けど、美味い!

うどんや風一夜薬さん、このしょうが飴に出会うまで存じ上げなくて、うどん屋で風邪薬が売っていたというお話も全く知りませんでした。うどん食べて薬飲んで元気になるって、なんか素敵だなぁ。ちなみに小説「二十四の瞳」にも「うどん屋かぜ薬」と登場しています。確かに読んだ時に違和感を覚えた記憶があるw。
今回は2種類のしょうが飴を買ったのですが、個人的には辛味絶佳(からみぜっか)の方が好みでした。ガッツリくる生姜感、なんだか元気になれる気がします。生姜パワー!

↓しょうが飴、楽天で購入できますよ。

 

——うどんや風一夜薬本舗  基本情報———-
〇創業年 1876年創業  /  明治9年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
大阪府大阪市東住吉区山坂1-11-2
(公式サイト)⇒ 株式会社うどんや風一夜薬本舗

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