山口県中央部の山口市は、1929年(昭和4年)の市制施行以降に1944年(昭和19年)の近隣との初回合併を経て2005年(平成17年)に旧・山口市と4町との再度の合併で現行市が発足。地名由来には“山の入り口”説等の諸説があります。大内人形・大内塗の伝統工芸や椎茸・山葵・車海老等の特産品があります。県内他地域にもある蕨粉使用の外郎(ういろう)・舌鼓・小郡饅頭等の銘菓も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。
1914年創業、職人の手作業にこだわった和菓子造りを続ける 金子老舗
周防下郷駅から徒歩4分ほど、新山口駅から徒歩11分ほどの場所にある 金子老舗。1914年 (大正3年)に創業した和菓子店です。近くにある新山口駅はかつて「小郡駅」という名前で、駅前の和菓子店・友月堂さんが「小郡饅頭」を発売し、新山口駅周辺の和菓子店が発売することになりました。そのうちの1店が金子老舗さんです。
という、金子老舗の外観です。角地に立っています。
店内に入りました。ディスプレイにはお菓子がずらり。
生菓子も沢山あります。美味しそうだなぁ。
仕入れ品と思われるものもあって、幅広くお菓子を販売されておりました。地域に一点あると助かりますね。
で、購入したのは小郡饅頭です。防長名物と書いてありますね。防長という呼び方を初めて知ったのですが、周防国と長門国を合わせた呼び名なのですね。
開けた図です。小郡饅頭なので、「小」の文字が書かれています。
小郡饅頭は、硬めに焼いたアンパン、みたいなお菓子で、月餅に近い感覚がありました。あんこが割と甘さが強くって、小さいサイズながらパンチがあって美味しかったです。 日持ちも2週間ほどあるので、お土産にもピッタリですね。また買いたいなぁと思っています。
———金子老舗 基本情報———-
〇創業年 1914年創業 / 大正3年創業
〇営業時間
・8:40 – 19:00 (日曜日 18:00まで)
※定休日なし
〇住所
山口県山口市小郡下郷1511
(公式サイト)⇒ 金子老舗