かねき伊藤彦市商店、ほうじ茶ティーバッグ / 三重 亀山市 1865年創業 (慶應元年)

三重県中北部で、鈴鹿峠を境に滋賀県甲賀市と接し半分以上が山林の亀山市は、1954年(昭和29年)に鈴鹿郡亀山町と4村との合併で発足した旧・亀山市が、2005年(平成17年)に鈴鹿郡関町と合併して現市となりました。江戸時代は伊勢亀山藩の城下町であり、東海道五十三次46番目の宿場町・亀山宿、47番目の宿場町・関宿があった場所。地名由来には、皇大神宮(伊勢神宮内宮)遷幸地で弟橘媛(日本武尊后)生誕地の忍山(おしやま)が神遷座の神山転じて亀山と呼ばれ、隣地の若山に築いた城が亀山城と称されたからとの説や亀関連各説(亀甲形丘陵・神亀・石亀など)等の諸説があります。蝋燭(カメヤマローソク)・関の桶・茶などの特産品や各種銘菓・亀山みそ焼き饂飩等の名物があり、市内には老舗の和菓子店・食品店などが残っています。

1865年創業、江戸期から伊勢茶一筋で扱う茶店 かねき伊藤彦市商店

関駅から徒歩9分ほど、亀山駅から車で15分前後の場所にある かねき伊藤彦市商店。1865年(慶応元年)に創業したお茶屋さんです。三重県は、静岡・鹿児島に次ぐお茶の生産地で、三重には1100年前にはお茶が伝わっていたとされます。伊勢茶は室町期より有名で、幕末から明治にかけては海外輸出もされていました。そんな伊勢茶を専門で扱うのが、かねき伊藤彦市商店さんです。

という、かねき伊藤彦市商店さんの外観です。昔ながらの建物をそのまま店舗にされています。
正面からの写真です。茶壷がかわいい。
店内に入りました。こちらはティーバッグコーナーです。パッケージはシンプルながら可愛い。
こちらはお茶っぱですね。
奥川のスペースです。お茶が格納されている箱も1つ1つデザインされていて、空間がとてもかわいい。
つい手に取りたくなっちゃいますね。

今回はほうじ茶ティーバッグを購入しました。小さく見えたのですが、8つ入りのたっぷりサイズ。 お茶の中身はもちろん三重県産です。
中身はこんな感じです。
雑に大きめのマグカップで作ってすみません。

お茶の味がわかるほど、お茶に詳しくありませんが、かねき伊藤彦市商店さんのお茶はとても口に合う懐かしい味がしました。三重地元補正の力な気もしますが、作り自体が昔ながらの懐かしさを感じるだから、な気もします。かねき伊藤彦市商店さんはSekicala(セキカラ)というカフェもされているので、次はゆっくり店内でお茶をしたいです。

——-かねき伊藤彦市商店 基本情報———-
〇創業年 1865年創業 / 慶應元年創業
〇営業時間
・10:00 – 17:00
※水曜・日曜 定休日
〇住所
三重県亀山市関町中町390
(公式サイト)⇒ Home – 伊勢茶問屋かねき伊藤彦市商店

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