千葉県東部で大半が九十九里平野にある茂原（もばら）市は、1952年（昭和27年）に長生郡茂原町が5村と合併して市となった旧茂原市が1972年（昭和47年）に1町と合併して現市となりました。地名は、平安時代貴族の藤原黒麻呂の荘園“藻原荘”に由来するとされ、多湿地の意味の“藻原”が江戸時代に“茂原”の文字になったとされています。江戸時代は多数の旗本知行地で湿地・沼が散在する原野の新田開発が盛んであり、明治中期以降は天然ガスが発見され（南関東ガス田）、関連企業が多数進出して資源・工業都市となりました。盛んな農業では米・本納葱・白子玉葱等が特産で、入間川（埼玉県狭山市）・湘南ひらつか（神奈川県平塚市）と共に関東三大七夕まつりの茂原七夕まつりで知られる市内には老舗の飲食店などが残っています。

1924年創業、食肉の製造・加工・卸・小売まで行う 井東商店

新茂原駅から徒歩17分ほど、茂原高校入口のバス停から徒歩18分ほどの場所にある 井東商店・茂原食肉センター。1924年(大正13年)に井桁東作氏が東京府下谷区で創業したことが始まりです。元々は精肉販売のスタートのようですが、種豚場の建設・殺業務・卸売り・加工業・小売業へ進出と肉に関するあらゆることを手掛けられている企業となります。

という、井東商店さんから黒毛和牛のステーキをお取り寄せしました。こちらは摩周湖和牛のお肉だそう。

ステーキにして、1850年創業・ポールスタアのステーキソースをかけた図です。

ちょい歯応えありましたが、ステーキらしい肉で美味しかったです。井東商店さんは、千葉全域へ小売店に配達を行っていたり、OEM品の開発を行っていたりとB2Bがメインのようですが一部一般消費者向け小売りも行っており、今回購入することが出来ました。他の商品も気になるなぁ。

—— 井東商店 基本情報———-
〇創業年　1924年創業 / 大正13年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
千葉県茂原市小林1950番地
（公式サイト）⇒ たゆまない鮮度、肉質、食味の追求。株式会社井東商店