石孫本店の百寿と復刻版石孫味噌 / 秋田 湯沢市 1855年創業 (安政2年)

秋田県南部の湯沢市は、県(旧・羽後国)の南出入口として発展し、1954年(昭和29年)に湯沢町と1町4村とが合併して発足した旧・湯沢市が2005年(平成17年)に2町1村と合併して現市となりました。地名由来には戦いの落武者達がぬるま湯で身体を癒した地を“湯ノ原”と称し、湯の出る原から湯の流れる沢“湯沢”となったとの説や“湯ノ原”と“松沢”との合成地名説等の複数説があります。稲庭うどん・清酒(美酒爛漫・両関等)・味噌・醤油・漬物(いぶりがっこ等)・果物(さくらんぼ・林檎・葡萄等)・栗駒高原牛乳や乳製品・三梨牛等の特産物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・醸造会社・食品店などが残っています。

1855年創業、秋田県産原料で味噌・醤油製造を行う 石孫本店

下湯沢駅から徒歩15分ほど、大曲駅から車で40分前後の場所にある 石孫本店。本社を置く岩崎町(現・湯沢市岩崎)の歴史をまとめた岩崎町史には1845年(安政2年)に、石川孫左ヱ門氏が醤油醸造を始めた、と記載されていますが、大正時代のパンフレットには1855年(安政2年)となっており、現在は創業年を1855年とされています。ちなみに石孫の名前は、石川の石、孫左ヱ門の孫と創業者のお名前からとられています。石孫さんは秋田県産原料を用いて、昔ながらの手造り仕込みで作り続けられていらっしゃいます。

という、石孫本店さんの外観です。

醤油味噌醸酢醸造場という看板が作られています。

入り口ですが、あ、やってしまった、という見た目になっています。

あ、やっぱり。しかも毎月第2土曜日は定休日、というピンポイントに引いてしまいましたw。

ということで、別の場所で買いました。その1が百寿というお醤油です。

瓶の裏側です。天然醸造で1年以上熟成した醤油となります。

お醤油を出した図。旨味がぎゅっとしていて美味しい。

そして、復刻版石孫味噌です。

ロゴがレトロでカッコ良いですよね。現在主流の甘口でなく、ややしょっぱめのお味噌とのこと。

お味噌汁出来上がりの図です。

熟成期間が長いのか、色濃いめの味噌でやや豆味噌に近い味でした。これ、めっちゃ美味いな。

石孫本店さんは、土曜日に特製ラーメンが食べられる日もある、と買いてあり、ラーメン食べちゃうぜ!と思って伺ったら、ラーメンどころかお休みだったというw。とはいえ、結果的に美味しいお醤油・味噌が手に入ったので問題はないのですが。次伺う機会があればラーメンも食べたい!

↓石孫本店さんの復刻版石孫味噌は、楽天でも購入できますよ。

 

———-石孫本店 基本情報———-
〇創業年 1855年創業 / 安政2年創業
〇営業時間
・9:00-16:30  (土日祝・GW・お盆は10:00〜16:00)
※第2土曜日 定休日
〇住所
秋田県湯沢市岩崎字岩崎162
(公式サイト)⇒ 石孫本店|味噌・醤油醸造元 本当の手造りの味をお届けいたします – 石孫本店へようこそ。いしまごは秋田の味噌・醤油醸造蔵です。保存料・添加物を一切使わず、材料にこだわり抜いた天然醸造味噌・醤油を蔵から直接お取り寄せいただけます。グルメな方、健康に気をつけておいでの方、おいしいものが大好きな方、どうぞご賞味下さいませ。

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