千代田紀尾井町は区西部に位置して港区赤坂・元赤坂と新宿区四谷に接しています。界隈はかつて清水谷と称され、現地名は紀尾井坂（旧清水坂）に由来。江戸時代には周辺一帯に諸藩邸が多く、旧清水坂の南側に紀州徳川家（現、清水谷公園・旧グランドプリンスホテル赤坂跡地の複合型施設）、北側に尾張徳川家（現、上智大学）・彦根井伊家（現、ホテルニューオータニ）が接しており、江戸住人が紀州・尾張・井伊の各一字から紀尾井坂と称し、明治維新後は麹町紀尾井町、明治末期に現町名となりました。昭和後期以降は徐々に一般住宅地が縮小してホテル群・企業本社ビル等の業務ビルや大学拡張地などとなってきたこの町にも老舗の飲食店が存在しています。
1913年創業、大阪発・日本最大のカレーメーカー ハウス食品
四ツ谷駅から徒歩9分ほど、永田町駅から徒歩11分ほどの場所にある ハウス食品。1913年(大正2年)に徳島出身の浦上靖介氏が、大阪・松屋町にて薬種原料問屋・浦上商店を創業し、日本人向けのカレー粉を開発・研究し始めたことが始まりです。1926年(大正15年)には、カレー粉・ホームカレーを発売していた稲田食品製造所を吸収合併氏、現在の大阪本社である布施市（現、東大阪市）に工場を移転し生産を開始されます。その後ホームカレーは商用上の問題が発生し、1928年(昭和3年)よりハウスカレーの名で販売を開始し、それが現在の社名につながっています。1993年(平成5年)より、東京・大阪の2本社体制で運営をされています。
という、ハウス食品さんといえば日本最大のカレーメーカーとなります。今回はオンラインショップevery HOUSE限定のレトルトカレーセットを購入しました。6種類もあって素敵…！
まずは欧風咖喱楼のほぐし牛肉のカレーから。
オニオンの甘みと牛肉の感じがとても良い。
続いて欧風咖喱楼の、三種のブイヨンのカレー・マンゴーチャツネの余韻です。名前が素敵ね。
こちらも辛味はあるけどマイルドでした。マンゴーの甘みかしら。
そして、カルダモン香るほうれん草カレーです。
鮮やかな緑色にドキッとしますね。
そして、クリーミーなバターチキンカレー。
これ、レトルトで食べたバターチキンカレーで一番好きかも…！
美味咖喱のビーフカレー。
真っ当に作られた美味しい欧風カレーって感じで美味しかった…！
ハウスさんといえば、これ！は、私にとってとんがりcornなのです。ここ数年はハコじゃなくて袋入りをよく見かけるようになりました。
せっかくなのでパッケージ裏側も。
この形好きだなぁ。
指に入れて食べましたよねw。この程よい塩味が最高です。
ハウス食品さん、とても身近な会社なのですが、100年を超えている老舗企業だと知ったのは最近のことです。お菓子メーカーは100年越えが沢山ある認識だったのですが、食品メーカーさんも100年越え探すと結構あるのですね。ハウス食品さん、いつか取材にお伺いしたいなぁ。
——-ハウス食品 基本情報———-
〇創業年 1913年創業 / 大正2年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
東京都千代田区紀尾井町6番3号
（公式サイト）⇒ ハウス食品