酒ぬのや本金酒造、清酒本金カップを買う / 長野 諏訪市 1756年創業 (宝暦6年創業)

長野県南部で北西部が諏訪湖に接する諏訪(すわ)市は、1941年(昭和16年)に諏訪郡上諏訪町及び2村の合併で発足し昭和中期・後期及び平成初期に郡内2村編入・茅野市間で一部の編出入・境界変更を経て現市域となりました。地名由来には沢転訛説・す(砂)+わ(端)で砂地の湖岸説等があり、古くからの洲羽・諏方・須波・須芳等が江戸末期に藩命で諏訪の表記となりました。わかさぎ・川海老・天然鰻・鮒・珍味(いなご・蜂の子・ざざむし)・佃煮・マルメロ(花梨)・銘菓(塩羊羹・初霜・鳥ぱん・大社煎餅等)・寒天・蕎麦・清酒(真澄等)・味噌・鯉料理・鮨鮒(鮒寿司)・鹿肉料理等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店・醸造会社(味噌・清酒)・旅館などが多数残っています。

1756年創業、愛される1番(金)の酒を願い造る 酒ぬのや本金酒造(さけぬのやほんきんしゅぞう)

上諏訪駅から徒歩10分ほどの場所にある 酒ぬのや本金酒造。1756年(宝暦6年)、宮坂伊三郎氏が酒株を譲り受け、志茂布屋(しもぬのや)の屋号で酒造業を開始したことが創業です。明治維新後に酒布屋へと改称されています。代表銘柄の本金は左右対称の二文字にちなみ、「裏表のない、本当の一番(金)の酒を」という志を込めた命名です。その長い歴史の中で地域との関係も深く、諏訪湖への川エビ・シジミの放流、地誌『諏訪旧蹟誌』の編纂、神社の神職など、酒造以外も広く街の活動に寄与されてきた酒蔵となります。

という酒ぬのや本金酒造さんにお伺いしました。白地の暖簾に風格を感じます。
店内煮入るとテイスティングマシンも。飲みたくなる気分をグッと我慢。
グッズ系も豊富に揃っています。Tシャツもカッコ良いです。
宮坂伊三郎氏が諏訪の偉人として紹介されています。上述した川海老の放流話、諏訪旧蹟誌の編纂についてですね。
今回他の蔵含めてお酒を買いすぎたので、本金さんでは清酒のカップ酒を購入しました。青いイラストのラベルは珍しいかも。
下の部分をアップで。お酒を絞っている姿かしら。
カップ酒上からの図。ここは一般的なやつでした。

諏訪のお酒はスッキリしながらも芯がある感じが好きです。清酒 本金カップもそんな印象上にあるお酒で、とはいえ少し昔ながら感もあって、ザ・日本酒感が強くとても美味しかったです。油物だったり、濃厚な旨みを持つものでも平気で戦えそうな力強さです。また飲みたい。

———酒ぬのや本金酒造 基本情報———-
〇創業年 1756年創業 (宝暦6年創業)
〇営業時間
・9:00 – 17:00 (土曜日は10:00から)
※日曜日 定休日
〇住所
長野県諏訪市諏訪2丁目8−21
(公式サイト)⇒ 酒ぬのや本金 – 信州・長野県諏訪の日本酒「本金」「太一」酒造元

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