お菓子処 はとや、こんぶおはぎ & 最中・今石動城 / 富山 小矢部市 1882年創業 (明治15年)

富山県西部の小矢部(おやべ)市は、かつては越中国礪波郡に属し、江戸時代には加賀藩領で、石動(いするぎ)地区が今石動城の城下町として、また北陸街道の宿場町として栄えました。旧加賀国に接する西端の倶利伽羅峠(くりからとうげ)は源平合戦での源義仲(木曾義仲)軍と平維盛軍との戦いで知られています。1976~1992年(昭和51~平成4年)にかけて、主に欧州有名建築物を模した保育所・小学校・中学校・公民館等が市内に35か所建設され“メルヘンの街”として知られコスプレ撮影背景地として人気でしたが、老朽化・市の財政事情等により徐々に解体されつつあります。工業都市化も進み、石川県金沢市のベッドタウンでもある市内には老舗の飲食店・和菓子店なども残っています。

1882年創業、”鳩清水”に名をもらい「こんぶ餅」を名物にした お菓子処 はとや

あいの風とやま鉄道・石動駅から徒歩7分ほど、北陸自動車道・小矢部ICから車で10分前後の場所、小矢部市綾子に店を構える お菓子処 はとや。明治15年(1882年)、初代・後藤安右衛門氏が「後藤信盛堂」として創業した老舗和菓子店です。昭和期に屋号を「お菓子処 はとや」へ変更しています。「はとや」という名前は、埴生八幡宮付近で湧く「鳩清水(はとしょうず)」に由来すると伝わる、土地の記憶を屋号にされている店舗です。商品づくりは素材へのこだわりが明快で、餡には北海道産1等級小豆「雅」、砂糖は国内製造の氷砂糖、もち米は北陸産の「新大正もち米」(小矢部産・白山産)を使用しています。代表銘菓は、餡と最中種を別にし食べる直前に合わせて”パリパリ感”を楽しむ最中「今石動城」、卵をふんだんに使った生地でこしあんを包む焼菓子「白馬山」、3種類の昆布をまぶした賞味期限1日の「こんぶ餅」など、小矢部の歴史・名物を菓子に映す構成です。1991年に市内中央町から綾子へ移転、2021年には全面リニューアルした、地域に根づく一軒です。

という、お菓子処 はとやさんの外観です。リニューアルされたばかりだから、本当に綺麗な店舗!入口の写真です。看板商品の1つの最中・今石動城の大きなポスターが貼ってありました。
店内に入りました。はとやロゴが光っている感じが可愛くて大変良い。横長の店舗で、長いカウンターでお菓子を綺麗にディスプレイされていました。

こんぶ餅は売り切れていたのですが、あんこ入りのこんぶおはぎがあったので、こちらを購入しました。最後の1個に間に合った!
他にも気になるものがいっぱいあって、目移りしますね。
今回はこんぶおはぎ & 手づくり最中・今石動城の2つを購入しています。

まずはこんぶおはぎから。
昆布がご飯と合うんだから、お餅との相性も最高です。あんこの甘さと昆布の酸味・塩味のマリアージュも良い。

そして、手づくり最中・今石動城です。
裏側は今石動城の説明になっています。なるほど、前田利家が築いたお城なのね。最中の中身はこんな感じ。あんこを自分で入れて完成させるタイプです。この方式だと最中皮のパリパリ感がキープできるのが最高ですね。と、今石動城の文字がくっきり見えるのもとても良い。
あんこを中に詰めた図。完成しました。うん、サクサクしていてめっちゃ美味しい。
お菓子処 はとやさんは「鳩清水」という土地の湧水に名前をもらった、明治15年創業の和菓子店です。北海道産小豆「雅」、氷砂糖、北陸産「新大正もち米」と素材を磨き、今石動城、白馬山、こんぶ餅と、小矢部の物語を菓子に映す姿勢がとても素敵です。北陸おやべ名物の「こんぶ餅・こんぶおはぎ」、賞味期限1日の鮮度感、ぜひ味わって頂きたいです。

店舗情報

店舗名:株式会社はとや(お菓子処 はとや)

創業年:1882年(明治15年)

営業時間:9:00 - 19:00

定休日:無休

住所:富山県小矢部市綾子5630 [地図を見る]

公式サイト:お菓子処はとや

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