原了郭の黒七味&黒七味あられ、スパイシーで美味しい / 京都 京都市東山区 1703年創業 (元禄16年)

昭和初期に旧下京区から分かれた鴨川東側の京都市東山区では、祇園・宮川町などの花街や、四条河原町(中京区・下京区)や新京極・先斗町(中京区)に連なる鴨川・三条大橋周辺の三条京阪等の繁華街が賑わっています。 八坂神社・知恩院・清水寺・建仁寺・高台寺・六波羅蜜寺等の社寺や産寧坂・円山公園等の名所に多くの観光客を集め、区内各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1703年創業、一子相伝で御香煎・黒七味を製造する 原了郭 (はらりょうかく)

祇園のバス停から徒歩3分ほど、京都河原町駅から徒歩9分ほどの場所にある 原了郭。1703年(元禄16年)に、赤穂浪士四十七士・原惣右衛門の子である原義左衛門が剃髪し、その名を了郭(りょうかく)と称して、八坂神社の門前に店を開いたことでその歴史が始まっています。原了郭さんといえば、御香煎と黒七味で知られていますが、どちらも一子相伝で製造が伝えられています。

という、原了郭さんへ。店頭にどーんと黒七味が置いてあってわかりやすいです。
ビルの一角に店舗がある、といった感じです。
店内に入りました。様々なサイズの黒七味が並んでいます。詰め替え用もあるのが嬉しいですね。
宮内庁御用品という看板も。この看板あると美味しく感じますね。
今回は小さいサイズの黒七味ケース付きを買ってきました。後ろにチラッと見えるのが、ケースです。 ケースはこんな感じ。背景木だと分かりづらいですね…。
少しアップにした写真です。可愛いなぁ。
今回は煮豚的な食べ物にかけて食べました。スパイシーな感じがしてとても良いです。

別タイミングでは原了郭さんの黒七味を使ったあられを買ってきました。藤澤永正堂さんが作られています。

こんな感じで個包装されたパッケージです。

1つ取り出すとこんな感じ。黒七味の香りがよく出ていて、程よいスパイシーさがちょうど良い…!

原了郭さんの黒七味は、白胡麻・唐辛子・山椒・青のり・けしの実・黒胡麻・おの実をから煎りし、丁寧に揉み込むことで濃い茶色になる、とのことでした。この色味から、黒七味と呼ばれるのですね。一般的な七味と比べ、独特のスパイシーさがあって美味しいです。個人的にはお肉系に合わせるのが好きです。

↓黒七味は楽天でも購入できますよ。

 

———原了郭 基本情報———-
〇創業年 1703年創業 / 元禄16年創業
〇営業時間
・10:00~18:00
※1/1、1/2 定休日
〇住所
京都府京都市東山区祇園町北側267
(公式サイト)⇒ 祇園 原了郭

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