五島軒の白い函館カレー、究極の函館カレーをお取り寄せ / 北海道 函館 1870年創業 (明治12年)

北海道南端の渡島半島南東部に位置する函館市は札幌・旭川各市に次ぐ道3位の人口を擁する道南地方の中心都市。地名由来には、室町期に津軽の豪族河野政通が函館山北斜面の宇須岸(ウスケシ、アイヌ語で“湾の端”)に築いた箱に似た形の館からの“箱館”説や、アイヌ語の“ハクチャン(浅い・砦)”由来説等があり、明治初期に“函館”と改称されました。江戸時代は松前藩が治めており(末期の一時期は幕府直轄)、箱館は松前・江差と共に(松前三港、蝦夷三湊)天然の良港で海産物交易の集積地として栄え、1859年(安政6年)に日米和親条約による日本最初の対外貿易港として長崎・横浜と共に開港されました。烏賊を筆頭に豊富な海産物・寿司等の魚介料理・世界各地の料理・函館ラーメン等の地場食品・和洋菓子(“函館スイーツ”)等の食文化も豊富で、市内には老舗が多数点在しています。

1870年創業、函館を代表する洋食店 五島軒

函館駅から車で7分ほど、徒歩で20分強の場所にある 五島軒。1870年(明治12年)に創業者である若山惣太郎氏と、旧幕府軍として箱館戦争を戦った初代料理長・五島英吉氏によって、ロシア料理、 パン、ケーキの店として創業されました。その7年後、1877年(明治19年)に店舗が焼失、その後に西洋料理店を立ち上げられ現在に至ります。

という五島軒さんはカレーが有名で、レトルトのカレーも各種販売されています。今回はレトルトのセットを購入してみました。

まずは究極の函館カレーから。北海道産高品質ポーク使用だそう。

裏には五島軒さんの歴史が書かれています。こういうの読むと、ご飯が美味しくなりますよね。 こちらが開けた図。ドストレートなカレーですが、スパイスの効き具合と、具の大きさが素敵。美味しい…! そして白い函館カレーです。北の文明開化の味ですよ(謎。 こちらの裏側にも五島軒さんの説明が。 こちらがご飯にかけた図。味はカレーなんですが、見た目はホワイトシチューっぽい感じです。不思議だw。五島軒さんは、老舗好き、洋食好き、カレー好きとしてずっと行きたいと思っているのですが、中々お伺いする機会に恵まれず、今回はレトルトのセットを購入となりました(まだ開けてないけど、缶入りのカレーも手元にありますw)。レトルトで一層期待値が上がったので、2021年にはお伺いしたいなぁ。

——–五島軒 基本情報———-
〇創業年 1870年創業 / 明治12年創業
〇営業時間
・1130-1430(L.O)、1700-2000(L.O)
※1月~4月中旬は火曜定休。12月31日は14:30L.O、15:00閉店。1月1日、2日は休店。
〇住所
北海道函館市末広町4-5
(公式サイト)⇒ 五島軒 〈公式サイト〉

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