猿楽町 浅野屋のミニカツ丼セットというベストコンビ / 東京 神田猿楽町 1925年創業 (大正14年)

千代田区神田猿楽町は、江戸時代初期の慶長から万治(1600年代前半)に隣接の現・神田神保町から西神田にかけて猿楽師・観世大夫一座の屋敷があったことに由来しており、当時は“エテガク丁”とも称されていました。江戸時代は武家屋敷町で、明治になると隣接の神田駿河台・神田小川町等に連なって学校が次々に開設され、夏目漱石・正岡子規なども住んだ東京大学予備門生の下宿も多く、中国人留学生向け施設も複数ありました。今も大学・高校などの教育施設が点在し商店・事業所が建ち並ぶ中に、老舗の飲食店も残っています。

1925年創業、庶民的なお店であることをモットーとする 猿楽町 浅野屋

水道橋駅から徒歩6分、神保町駅から徒歩7分ほどの場所にある 猿楽町 浅野屋。猿楽町 浅野屋は、元々1872年(明治5年)にこの地に浅野屋(現、浅野屋本店)が創業されたことで、歴史が始まります。浅野屋本店さんは火災の結果移転されるのですが、1925年(大正14年)にその跡地に暖簾分け店として猿楽町 浅野屋さんが創業され、現在に至ります。
ちなみに浅野屋さんのお名前は、赤穂浪士で有名な赤穂浅野家に由来します。猿楽町開店当時の大家さんが赤穂浅野家に出入りする大工さんだったそうで、その名をお借りすることになったのだとか。
※創業年は大正14年、15年と複数の記載がありましたが、当サイトでは営業許可書にある大正14年を創業年としています。

という猿楽町 浅野屋さんの外観はこちら。モダンなビルの1Fにあります。

外に看板にはお勧めメニューが。暑い季節だったので冷やしが載ってます。
どれにしようかなぁ、と悩んでいたところミニかつ丼セットを発見。カツ丼に目がないのですw

全体像を撮り漏れましたがこんな感じのセットです。 蕎麦をアップ。さらっと食べられるのど越し系。 ミニかつ丼はこんな感じ。割と分厚く切られててビックリ。肉厚で美味いっす。

猿楽町 浅野屋さん、こちらの記事のインタビューにて、

蕎麦は簡単に食べられるものでなければならない。だから、敷居を高くしないようにしています。

と発言されていました。その発言が体現されているかのような気楽に入れる店舗で、さくっと食べて帰れる感じも良かったです。家の近くにあるときっと助かるであろう系のお蕎麦屋さん。近くに欲しいなぁ。

———猿楽町 浅野屋 基本情報———-
〇創業年 1925年創業 / 大正14年創業
〇営業時間
・月~金曜日 11:00~20:00
・土曜日   11:00~14:00
※日曜日 定休日
〇住所
東京都千代田区神田猿楽町2-7-6 浅野屋ビル 1F
(木鉢会内公式ページ)⇒木鉢会|加盟店一覧|猿楽町 浅野屋

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です