静岡県東部で富士山麓の御殿場(ごてんば)市は、江戸時代は小田原藩領で、1955年(昭和30年)の駿東郡御殿場町及び4村の合併で発足し、その翌年・翌々年の同郡1村・1町一部編入で現市域となりました。現在の御殿場市・小山町・裾野市一部は平安期の伊勢神宮荘園(大沼鮎沢御厨)由来でかつては御厨(みくり/みくりや)と称され、御殿場の地名は徳川家康が最晩年に隠居所の御殿建築を命じたこと(生前未完成、吾妻神社・県立御殿場高校付近)に由来します。米(御殿場こしひかり)・茶・甘藷(紅あずま)・水かけ菜(水菜)・山葵・御殿卵・金華豚・御殿場高原ビール・ウイスキー(キリンディスティラリー)・清酒・御殿場みくりやそば等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・和洋菓子店・茶舗・酒蔵・食品小売店などが残っています。
1900年創業店にルーツ、和菓子店からケーキ店へと転身した アンドロワ・パレー (Endroit Palais)
御殿場駅から徒歩20分ほど、車で7分前後の場所にある アンドロワ・パレー インター店。1900年(明治33年)に創業した和菓子店・大胡田屋をルーツに持ち、御殿場アウトレットが開業した翌年の2001年(平成13年)にケーキ専門店・アンドロワ・パレーへとリニューアルオープンされています。現在はインター店・川島田店の2店舗を運営されています。多くの賞を獲得したパティシエさんが多数在籍するお店となります。
という、アンドロワ・パレー インター店にお伺いしました。どちらが本店かわからなかったので、ウェブサイトで上に表示されていたお店に来た感じです。店内はカフェスペースがあり、外にテラス席もありますよ。
こんな感じの看板立っています。カフェ営業は少し短めです。
店内に入りました。入口側は焼き菓子コーナーでした。
奥に進むと沢山のケーキが。なかなかこの種類が置いてあるケーキ屋さんはないのでは、というボリュームで並んでいます。
桃が季節だったので、桃シリーズが並んでいました。美味しそうだなぁ。
メロンアラモードなる、目を引くスイーツも。全体的に美しいスイーツが多いです。
今回は桃のショートケーキと、アイスコーヒーをオーダーしました。
桃のショートケーキをアップで。大きめの桃がどかんと乗ったインパクトあるケーキです。
普段和菓子が多いのですが、洋菓子も大好きです。久しぶりに沢山の種類に囲まれるケーキ屋さんにお伺いし、かなりテンションあがりました。フルーツを中心とした商品が多く、季節感を感じやすいのもなんというか日本のお店感があってとてもよかったです。その辺りの感性はルーツである和菓子店のころのもだったりするのかな。近くにあったら季節毎に伺いたくなっちゃう系のお店です。
——–アンドロワ・パレー (Endroit Palais) 基本情報———-
〇創業年 1900年創業 / 明治33年創業店にルーツ
以下は、アンドロワ・パレー インター店の情報です。
〇営業時間
・10:00 – 18:30
※火曜日 定休日
〇住所
静岡県御殿場市新橋299−2
(公式サイト)⇒ 御殿場でケーキならアンドロワ・パレー