榮久堂のソフトバターは、郷愁の味がする素敵なお菓子 / 東京 蔵前 1887年創業 (明治20年)

台東区蔵前は、江戸幕府が旗本・御家人への扶持米(給料)に充てる天領等の産米を収蔵する御米蔵(浅草御蔵)67棟の西側に由来する地名です。往来の多かったこの街には、東京職工学校(現在目黒区にある東京工業大学)や、蔵前国技館(両国国技館ができ閉館)もあった場所。関東大震災後には被災した日本橋の人形職人が浅草橋方面へ移転し、蔵前方面エリアは玩具問屋街として発展、現在も江戸通り沿いなどに玩具問屋等が立ち並び、隣接する台東区駒形には玩具大手のバンダイとエポック社の本社が立地しています。商業地と住宅地が混在する町域内には老舗の和菓子店なども残っています。

1887年創業、バターを使ったお菓子ソフトバターが人気な 榮久堂

蔵前駅・新御徒町駅、どちらからでも徒歩7分ほどの場所、春日通り沿いにある 榮久堂。1887年(明治20年)に創業された同店は、4代目のご主人が運営されています。榮久堂さん、和菓子が有名なのはもちろんのこと、洋菓子風な美味しいお菓子もあるんです。まあ、その辺りは後々。

こちらが榮久堂さんの外観。中々素敵なお店です。

もう少し正面から。引き戸ってテンションあがりますよね!

こちらがディスプレイ。色んなお菓子が並んでいます。

こちらが、今回楽しみにしてきた焼き菓子系。ソフトバターを買いに行きたいんです。

ということで買ってきました。袋がカワイイ。 こちらがソフトバターです!

取り出した図。ケーキっぽいスポンジ生地に、あまーいバターがサンドしてあるお菓子。初めて食べたけど懐かしい味がする!こちらは3代目の先代が作られた、約60年前から発売されているお菓子。中々の歴史!

榮久堂さんには、ソフトバター以外に、まどれえぬ、ソフトママレード、フルーツケーキの計4つの焼き菓子系のお菓子があります。ソフトバターが大ヒットだったので、他の3つも今度買ってみたいなぁ。
それにgentenさんのこちらの記事を見ていると、和菓子も超可愛くって美味しそう!絶対再訪しないとですね。

———榮久堂 基本情報———-
〇創業年 1887年創業 / 明治20年創業
〇営業時間
・9:00~19:00 (日・祝は18:00まで)
※火曜日 定休日
〇住所
東京都台東区蔵前4-37-9
(食べログ)⇒ 榮久堂 (えいきゅうどう) – 蔵前/和菓子 [食べログ]

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