信州諏訪 えびす屋、わかさぎ空揚 自然塩 / 長野 諏訪市 1858年創業 (安政5年創業)

長野県南部で北西部が諏訪湖に接する諏訪(すわ)市は、1941年(昭和16年)に諏訪郡上諏訪町及び2村の合併で発足し昭和中期・後期及び平成初期に郡内2村編入・茅野市間で一部の編出入・境界変更を経て現市域となりました。地名由来には沢転訛説・す(砂)+わ(端)で砂地の湖岸説等があり、古くからの洲羽・諏方・須波・須芳等が江戸末期に藩命で諏訪の表記となりました。わかさぎ・川海老・天然鰻・鮒・珍味(いなご・蜂の子・ざざむし)・佃煮・マルメロ(花梨)・銘菓(塩羊羹・初霜・鳥ぱん・大社煎餅等)・寒天・蕎麦・清酒(真澄等)・味噌・鯉料理・鮨鮒(鮒寿司)・鹿肉料理等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店・醸造会社(味噌・清酒)・旅館などが多数残っています。

1858年創業、高島藩の御用達を勤めた佃煮店 信州諏訪 えびす屋

上諏訪駅から徒歩6分ほどの場所にある 信州諏訪 えびす屋。1858年(安政5年)に創業した湖魚・川魚を専門とする佃煮店で、高島藩の御用達も務めたとされています。元々は小和田エリアに店舗を構えられておりましたが、1961年(昭和36年)に現在の諏訪湖近くに本店を移されています。諏訪湖の幸、その中でもワカサギに強みを持つ佃煮店となります。

と言う、えびす屋さんの外観です。諏訪湖近くの交差点にお店があります。お店の前をまっすぐ3分ほど歩くと諏訪湖に到着します。
入り口の暖簾です。色合いが素敵だ。イラストはワカサギ漁かしら。

店内はこんな感じです。かなり沢山の佃煮が置いてあります。また地元のお酒やお味噌等が置いてあるのもポイント高いです。
その中で一番存在感があるのがワカサギです。佃煮も美味しそうだ。

小分けのパッケージ商品もあります。買いやすくて嬉しいですね。

こちらは虹ますの甘露煮です。サイズ感も良いなぁ。
そして、こちらが一番人気と思われる「わかさぎ空揚」 全部で3種類あり、しお味・甘辛味・自然塩の3つです。しお味と自然塩の違いは、しお&うまみ調味料 or 岩塩のみ、とのこと。

で、今回は自然塩のを買ってきました。

こんな感じで軽めに揚げられたわかさぎに塩が降ってある感じです。
蓋を取った図。塩分の程よさ & 軽めのサクサク食感と、噛み締めると出てくる独特の旨み&苦味が最高に良い。無限に食べられる。

えびす屋さんではわかさぎを、空揚・佃煮・甘露煮と少なくとも3種類作られていました。空揚がめちゃくちゃ美味しかったので、佃煮・甘露煮も食べたくなりました。空揚はお酒のアテ&オヤツの意味合いが強いかなと感じましたが、佃煮・甘露煮だと、さらにご飯とも合わせやすそうなので楽しみです。また諏訪に行かなければ。

———信州諏訪 えびす屋 基本情報———-
〇創業年 1858年創業 (安政5年創業)
〇営業時間
・8:40 – 18:00
※水曜日 定休日
〇住所
長野県諏訪市湖岸通り3丁目4−14
(公式instagram)⇒ 信州諏訪 えびす屋

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