利根川流域の千葉県香取市は、全国の香取神社総本社で神武天皇18年創建と伝わる香取神宮の鳥居前町として栄え、市域が水の郷百選に、水郷地帯は水郷筑波国定公園に指定されています。かとり、という地名の語源には梶取/神鳥/鹿取など諸説があり、古くは万葉集に“香取海”の表記が見られます。農業が盛んで早場米産地として知られ米出荷量・葡萄生産量は県内一です。清酒・醤油等の醸造元も複数あり、老舗の食品店なども多数残っています。
1854年創業、「あの醤油しかしらないあなた」向け ちば醤油
高速小見川工業団地のバス停からから徒歩5分ほど、水郷駅から車で9分前後の場所にある ちば醤油。ちば醤油さんにはルーツが2つあり、1つが1854年(嘉永7年)創業の大村屋商店、もう1つが1864年(元治元年)創業の飯田佐次兵衛商店で、この2社が合併し生まれたのが ちば醤油さんとなります。5代目・飯田佐次兵衛氏はハワイで初めて醤油を作った方なのだそう。ちなみにウェブサイトには大きく「あの醤油しかしらないあなたに 170年の時をこの一滴に」と書かれています。同じ千葉の醤油メーカーを指しているよね、と思ったり思わなかったり。
という、ちば醤油さんの超特選 下総生しょうゆを購入しました。
アップでどうぞ。超特選の名前に恥じない、国産丸大豆・国産小麦を原料に、昔ながらの木樽仕込みをされています。それがエイジレスボトルで買えるのはお得で良いです。
で、パッケージ裏側です。原料は大豆・小麦・食塩/アルコールのみ。シンプル is ベスト、ですね。
超特選 下総生しょうゆは旨味が強く、程よい甘味もあって塩味が感じやすくめちゃくちゃ美味しかったです。このクラスの醤油が日持ちするボトルに入って売られているのはとても嬉しいです。良いお醤油ってガラス瓶タイプが多く、劣化が早い印象があるんです。というちば醤油さんはハラール認証とられたり、先端な取り組みも複数されています。発酵サミットの会場提供もされていたので、いつか工場見学にお伺いしたいです。
———ちば醤油 基本情報———-
〇創業年 1854年創業 / 嘉永7年創業
〇営業時間
・ 本社機能のため割愛
〇住所
千葉県香取市木内1208
(公式サイト)⇒あの醤油しか知らないあなたへ | ちば醤油株式会社