三重県中部(中勢地域)の伊勢湾に面した松阪(まつさか、“まつざか”は誤読)市は、1889年(明治22年)に多数町村合併での飯高郡松阪町の発足以前は地名を“松坂”と表記しており、1933年(昭和8年)に市制施行の旧・松阪市が2005年(平成17年)に4町と合併して現市となりました。松坂の地名は松坂城を築城した蒲生氏郷の故郷である近江国蒲生郡の“若松の森”に由来する等の説があります。名代の松阪肉(牛)を始め松阪豚・松阪赤菜・松阪茶・モロヘイヤ・嬉野大根・エスカルゴ・ジビエ等の特産品や牛肉や豚肉の料理・鶏焼き肉・“老伴”などの各種和菓子等の名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが数多く残っています。
1863年創業、日本各地へ伊勢茶の普及につとめた 茶重商店 (ちゃじゅうしょうてん)
新町1丁目のバス停から徒歩1分、松阪駅から徒歩8分ほどの場所にある 茶問屋 茶重。1863年(文久3年)に塚本重助氏が飯南郡松坂大字松坂新町 (現・松阪市新町)にて茶重商店を創業したことが始まりです。1913年(大正2年)には2代目目伊之助氏が婿養子に入ってのれんを引き継ぎ、南伊勢市場仲買人代表として、宇治・仙台・山陰・山城への伊勢茶の普及に尽力したとして知られています。現在は6代目・塚本泰弘氏が運営しています。
という、茶重さんの伊勢茶・千萬の令 (せんまんのれい)を購入しました。松阪市飯南町で有機質肥料によって栽培されたお茶を使った深蒸し煎茶となります。
パッケージ裏側です。黒基調で高級感感じますね。
別角度です。葉肉の厚い生葉だからこそ出来る、深蒸し茶だということですね。
缶の中にお茶が入っております。
中には簡単なパンフレットも。
茶重さんの千萬の令、初めて飲んだのですが、渋みが出づらく旨味・甘味が全面に立つ、とても美味しいお茶でした。高級感ある一方で、日常使いしやすそうな飲みやすい味です。このお茶を基本に生活すると、1日の質があがりそうな気がします。当面楽しめるの嬉しいなぁ。
——-茶遊膳 茶重 基本情報———-
〇創業年 1863年創業 / 文久3年創業
〇営業時間
・10:00 – 19:00
※日曜日 定休日
〇住所
三重県松阪市新町819
(公式サイト)⇒ 茶遊膳 茶重 | 松阪の深蒸し煎茶とギャラリー/松阪駅前徒歩5分