ボン千賀で、パピロとレモンクッキー(デセール) / 愛知 豊橋市 1912年創業 (大正元年)

愛知県南東部(東三河地方)の豊橋(とよはし)市は、市中心部が中世から江戸期までは吉田と称され、江戸時代は三河国吉田藩の城下町として、東海道五十三次の二川宿(33番目、市内二川町・大岩町)に続く吉田宿(34番目)の宿場町として、豊川(旧吉田川)水運で吉田湊の湊町として栄えました。1869年(明治2年)の版籍奉還時に伊予国(愛媛県)吉田藩との混同懸念を理由の政府命により、豊川に架橋の豊橋(旧吉田大橋)に因んで豊橋藩と改名し廃藩置県後も地名は継続されました。豊橋竹輪・佃煮・にかけうどん・菜飯田楽・ゆたかおこし・ブラックサンダー等の名物があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

1912年創業、昭和レトロパン屋として知られる ボン千賀

豊橋駅から徒歩6分ほどの場所にある ボン千賀。1912年(大正元年)に菓子問屋として創業され、戦後から菓子パン作りも行われています。甲斐みのりさんの「地元パン手帖」に紹介されていたり、昭和レトロな文脈で取り上げられることの多いパン屋さんとなります。

というボン千賀さんを少し遠目から。千賀製菓が社名で、ボン千賀さんがブランド名のようですね。

正面からの図。ボン千賀と書いて、レトロパン屋と読む、そんな感じの雰囲気。 もう少し寄りの図。フォント、色使い、全部がかわいい。 と言うことで店内に入りました。かなり沢山の種類のパンが販売されています。 ボン千賀さんといえば、のパピロ。バタークリーム入りのパンです。

もう一つがレモンクッキー。またの名をデセールと言います。 ということでパピロから。60年代のサイケデリックさを感じるデザイン。かわいいなぁ。 袋から出しました。 コッペパンに砂糖じゃりじゃり系のバタークリームが挟まれている感じです。パピロはボン千賀さんでしか買えないパンということもなく、昔は結構いろんな地域で販売されていたらしいですね。もう一つ購入したのがレモンクッキー、またの名をデセールです。デセールは三河地方の複数のパン屋さんで販売されているご当地パン的なもの。 取り出すとこんな感じ。 中にはレモン風味のクリームが挟まれています。生地はパンというよりはクッキーのような焼き菓子風。甘食にも近いかな。つまり、口の中の水分が持っていかれる系ですw。

ボン千賀さん、お店も商品もパッケージも全部可愛くって、時間とお腹に余裕があればもっと色々試したかったです。パピロもチョコパピロをはじめ、複数バリエーションあって、そっちも食べてみたかったのですよね。豊橋訪問時に、また行かなきゃです。

———-ボン千賀 基本情報———-
〇創業年 1912年創業 / 大正元年創業
〇営業時間
・10:00~21:00
※第2・4・5日曜日 定休日
〇住所
愛知県豊橋市駅前大通り1-28
(食べログ)⇒ ボン千賀 – 駅前大通/ケーキ [食べログ]

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