弁天本店で、長野のクラシカルな旨い蕎麦に舌鼓 / 長野 松本市 1877年創業 (明治10年)

長野県松本市は、戦国時代に小笠原氏の築城とされる松本藩 松本城(戦国時代は深志城)の城下町。市の中心市街地一帯は古くは湿地帯由来の深瀬郷(深志郷)・荘園由来の庄内等と称され現在も女鳥羽川を挟んだ北深志・南深志や庄内・本庄の地名が残っています。戦国時代に武田氏に敗れた元信濃守護職の小笠原氏が旧領回復に際し“待つこと久しく本懐を遂ぐ”として“待つ本懐”を略して松本に改称したとの通説があります。戦災を免れた松本城(天守閣は国宝・城址は国史跡)始め多数の城郭・1876年(明治9年)竣工の旧開智学校(国宝)・あがたの森文化会館(旧制松本高等学校)等の旧跡・建築物が多数残り、自然景勝地や浅間・白骨等の温泉地にも恵まれ観光・行楽客で賑わっています。林檎・葡萄・西瓜・松茸の農産物や味噌・清酒・蕎麦・野沢菜漬・山賊焼・各種和菓子等の名産品・郷土食品も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

1877年創業、松本市内で最も古い蕎麦店 弁天本店

JR松本駅から徒歩15分ほどの場所にある老舗蕎麦店 弁天本店。1877年(明治10年)に創業された、松本市内で最も古い蕎麦店です。松本の井戸水を使った、松本らしいお蕎麦を提供されているお店です。

という弁天本店さんの外観。女鳥羽川の目の前にあります。

11時オープンのお店に11時ちょっと過ぎにお伺いしたのですが、中は満席。帰りには外の椅子にまで行列が出来る人気店でした。

店内に入ると、ディスプレイが。各種お蕎麦と親子丼・天丼、お土産用のお蕎麦がありました。

私は月見そばをオーダー。蕎麦の味に透明感があって超美味しい。クラシカルなお蕎麦の大正義が詰まってる感じ。超好き。

外観で期待値あがっていたので、天丼もオーダー。衣タップリ気味の、海老天のみの天丼。ノスタルジーを感じますね。 同行者は天ざる蕎麦をオーダーしてました。 海老天は、天丼と同じように衣タップリ目。 ざる蕎麦も撮らせてもらいました。いやー、美味しそう。今度は僕もこっちだな。
長野県で食べるお蕎麦って、東京で食べる美味しいお蕎麦とちょっと違う感じがあるのですよね。朴訥で、懐かしい感じがするというか。弁天本店さんのお蕎麦は、そんなお蕎麦の代表格のような味がして、個人的にはかなりツボでした。こういうクラシカルなお蕎麦って、たまに食べたくなっちゃうんだよなぁ。

———弁天本店 基本情報———-
〇創業年 1877年創業 / 明治10年創業
〇営業時間
・11:00~18:30 (売切れ早じまいあり)
※木曜日 定休日 (祝祭日の場合は金曜日休み)
〇住所
長野県松本市大手4-3-1
(食べログ)⇒弁天本店 – 松本/そば [食べログ]

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