大阪市福島区は、古くは土砂堆積による現・旧淀川河口の三角州で、瀬戸内海方面航路の出港地でした。平安時代に九州大宰府配転途次の菅原道真が里人の慰労を喜び、飢餓島改め福島と命名したと伝わります。江戸時代は農村で、明治以降は繊維産業等の大工場と周辺の中小工場群が栄え、松下電器産業(現・パナソニック)始め多くの大企業の創業地となりました。JR等の福島駅周辺は業務ビル・商業施設・商店などが集積し、移転工場跡地は住宅地・商業地となり、平成以降は各所に大規模団地や超高層集合住宅が建設されています。区内には老舗の飲食店・和菓子店などが残っています。
1868年創業、大阪で150年以上菓子屋を続ける 芭蕉堂
野田駅から徒歩4分ほど、大阪駅から車で10分今日の場所にある 芭蕉堂 。1868年(明治元年)に、大阪にてかき揚げ餅の製造を手がける東野組を創業したことで、その歴史が始まります。その後屋号は1901年(明治34年)に一富士と改称され、1942年(昭和17年)に現在の芭蕉堂に改称されています。
そんな芭蕉堂さんから、わらびもちをお取り寄せしました。芭蕉堂さんはわらびもちを笑来美餅と書かれているのですが、「微笑みも 美味携えて 来たりけり」という意味を持たせているのだとか。
左から黒蜜、抹茶、黒豆きな粉の3種類を買いました。
こちらが黒蜜。 そして抹茶。 最後が黒豆きなこです。
パッケージを開けると真空パックされたわらび餅ときな粉が出てきました。
トレーニわらびもちを開けます。 で、きなこをかけて完成。うむ、美味い。 パンフレットも入っていました。
こっちが中面です。
芭蕉堂さんのわらびもち、常温保存可能なタイプで日持ちもそこそこするにも関わらずとっても美味しかったです。家の常備用にも良いし、英語表記もされているし、海外の人のお土産に良さそう!ということで、どこかのタイミングでまたお世話になるかと思います。
↓amazonで購入できますよ。
———芭蕉堂 基本情報———-
〇創業年 1868年創業 / 明治元年創業
〇営業時間
・10:00~22:00
※無休
〇住所
大阪府大阪市福島区野田3丁目9番14号
(公式サイト)⇒わらび餅(笑来美餅)は芭蕉堂