静岡県東部で伊豆半島中北部の伊豆市は、江戸時代は幕府領・諸藩飛地領等で、2004年(平成16年)に田方郡修善寺町・土肥町・天城湯ケ島町・中伊豆町が合併して発足し、県面積の4.1%を占める半島中最大の市町村であり、市域の67%は山林です。伊豆の地名は、海中から出る地形から“海から出(い)づる”が語源とされ、湊(津)由来説・湯が多く出る“湯出(ゆづ)”由来説・アイヌ語“エツ(臍/鼻)由来説”もあります。天城山・天城峠・狩野川・浄蓮の滝・八丁池・旧天城トンネル(天城山隧道)・修善寺・土肥金山跡等の自然景観・名所や諸温泉(修善寺・船原・月ヶ瀬・吉奈・嵯峨沢・湯ヶ島・土肥等)等の観光地があります。山葵・椎茸・黒米・豆腐・蒟蒻・伊豆牛・(駿河湾に面する)土肥の海産物や干物・銘菓(猪最中・源楽胡麻饅頭等)・清酒・鮎料理等の特産品・名物があり、市内には老舗の和菓子店・和洋菓子店・食品店・酒蔵・多数の旅館などが残っています。
1935年創業、伊豆半島唯一の酒造メーカー 万大醸造 (ばんだいじょうぞう)
年川のバス停から徒歩4分ほど、修善寺駅から車で5分前後の場所にある 万大醸造。1935年(昭和10年)に創業された酒造メーカーです。伊豆にはかつて何軒かの酒蔵がありましたが、現在は万大醸造さんを残すのみですが、万大さんがかつてあった酒蔵の銘柄を引き継がれており、ルーツを1300年代まで遡ることができる脇田屋もその1つとなります。
という、万大醸造さんがユニークなお酒を出されているので買ってみました。わさび酒となります。伊豆半島はワサビ作りも有名ですからね。
パッケージ裏側です。ベースは醸造アルコール・米焼酎で、そこにわさび・糖類が加えられて作られています。
パッケージから出した図がこちら。ワサビのロゴが印象的です。
ラベル部分をアップで。天城深層水 健を使って作られているそう。
ラベル横側。分類的にはリキュールで、エキス分は2.5%とのこと。
私はワサビ大好き人間ですが、このお酒、ほのかにワサビ香がして美味しかったです。わさびが苦手な人でも辛味がアクセントになっていて、好きな人いそうだ、という印象。個人的にはもっとわさびがグッと来て欲しかった部分もあるのですが、そこまですると好き嫌いが分かれちゃうんでしょうね。チャレンジ精神に乾杯したいお酒だと感じました。
↓わさび酒は、楽天でも購入できますよ。
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——–万大醸造合資会社 基本情報———-
〇創業年 1935年創業 / 昭和10年創業
〇営業時間
・9:00 – 16:30
※水曜日・日曜日 定休日
〇住所
静岡県伊豆市年川34
(公式ページ)⇒ 万大醸造合資会社 伊豆唯一の酒蔵の公式サイト 伊豆の地酒をご堪能下さい。