隅田川・日本橋川・亀島川に囲まれ、霊岸島とも呼ばれる中央区新川には、既に埋め立てられた掘割(新堀)があり江戸時代は海運の要であって木場に繋がり船大工が多く住んでいました。また河岸には酒問屋が集積して上方からの“下り酒”が陸揚げされていて、今も酒類関連の組織や商店などその名残りが散在しています。今はオフィスやマンションが混在する町ですが、老舗の飲食店なども何軒か残っています。
1850年創業、岐阜出身者が創業した 梅花亭
茅場町駅から徒歩3分ほどの場所にある 梅花亭。1850年(嘉永3年)に岐阜出身の高井氏によって大伝馬町で創業された和菓子店です。嘉永6年に発売された亜墨利加饅頭や、佛蘭西饅頭、梅もなか等々沢山の銘菓を製造・販売されていらっしゃいます。
という梅花亭さんの外観。ビルの1Fにある素敵な入り口です。
店内に入りました。今回の狙いは、亜墨利加饅頭と梅もなかだったのですが、亜墨利加饅頭は売り切れ…。ということで今回は梅もなかをチョイス。
梅もなかはこんな感じです。
もう一つ、気になった三笠山も購入。美味しそう!
ということで買ってきました。パッケージがカワイイ。
オープンした梅もなかの図。6つ入りです。梅の形が可愛いですねぇ。
まずはピンクの最中から。
ピンクは白餡入り。甘みがちょうど良くって美味い。
そして白い最中。
こちらは漉し餡入りですね。
そしていわゆる最中の色の茶色っぽい皮のもの。
つぶし餡という、漉し餡っぽいけど粒の食感も残る餡。美味しかった!
そして、みかさやまがこちら。中身は青えんどう豆の餡が入っています。甘さがちょうど良くって美味しい!
購入したお菓子にはこんな感じのパンフレットも入っていました。次は亜墨利加饅頭を買いたい!
歴史についての説明ペーパーも入っていました。
梅花亭さん、それぞれのお菓子がこだわりがあって見ていて楽しかったです。食べたいものが沢山ありすぎるので、新川近辺に伺った際に再訪したいと思います。特に亜墨利加饅頭を狙ってます。また行くのが楽しみ!!
——- 梅花亭 基本情報———-
〇創業年 1850年創業 / 嘉永3年創業
〇営業時間
※土・日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都中央区新川2-1-4
(公式サイト)⇒ 梅花亭