そば処 東家で、本場のわんこそばを体験! / 岩手 盛岡市 1907年創業 (明治40年)

岩手県中部で北上盆地のほぼ中央部に位置する県庁所在地の盛岡市。藩主が“盛り上がり栄える岡”の意味で旧城名・地名の不来方(こずかた)から改名したのが地名由来です。わんこそば・ひっつみ(すいとん)等の郷土料理や南部煎餅・盛岡駄菓子・“べんじぇもの(弁財物、独特な餅菓子類)”等の名物があり、南部杜氏の本場で酒蔵も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が点在しています。

1907年創業、盛岡を代表するわんこそば店の1つ 東家

総合福祉センター入口のバス停から徒歩2分、盛岡駅から車で8分ほどの場所にある 東家本店。1907年(明治40年)に、盛岡を代表する料亭・大清水多賀(2013年廃業)の板前であった馬場東吉氏が、大清水多賀分店として現在の本店がある中ノ橋通にお店を構えたことで、その歴史が始まりました。料亭として始まった同店ですが、もう少し一般庶民の方にもきて欲しいとそば会席等の提供も始め、現在もわんこそばだけでなくそば会席や、カツ丼等の各種丼系メニューも提供されています。

という、東家さんの外観。ちょっとした旅館サイズの大箱です。修学旅行生でいらっしゃる方も多いそうで、数クラス分が収納できるお店でめちゃ広いです。

少し寄り目で。創業明治40年とのぼりに書かれています。屋号の由来を書き忘れましたが、創業者のお名前・馬場東吉氏のお名前からきているそうです。

中に入ります。お食事orわんこそばで受付方法が変わります。コロナ禍での訪問でしたので、お願い事項の記載もありました。 1Fがお食事メニュー、2Fがわんこそばのようで、2Fに案内されました。階段には招き猫の絵が。

階段途中にはこんな絵が。Fate/Grand Order 5周年記念広告で牛若丸&武蔵坊弁慶がわんこそばを食べる絵なのだとか(詳しくないので、よく分かっておりませんw)。
ということでチャレンジです。わんこそばには3150円の通常プランと、とろろ等がついた少し豪華な薬味セットの3700円がありました。迷った時はとりあえず上を頼もうコースですw。で、まずはお椀と桶が。 お蕎麦の薬味っていえば通常この辺りだと思うのですが、

こんな感じでずらりと並びます。上の方にあるのは、なめこおろし・鶏そぼろ・海苔・胡麻あたり。で、スタートです。「はい、じゃんじゃん。はい、どんどん。」の掛け声とともに蕎麦がやってきます。東家さんの場合は15杯=通常のざる蕎麦1杯です。 蕎麦が落ちる瞬間を激写しましたw。 で、お椀に入場です。 1口は本当に少ないです。いくらでも食べれそう。ちなみにお店の公式記録は男性で500杯、女性で570杯と女性の方がたくさん食べられているそうです。ざる蕎麦30枚強って、凄すぎる…。

ちなみにこんな感じでお店の方はお蕎麦を並べてスタンバイしています。ちょっとお蕎麦が乱れ気味ですねw。 こんな感じでお椀が積まれていきます。

さて、私の結果は…、45杯=ざる蕎麦3枚、とかなり少ない記録。お店の人から「もう大丈夫なんですか?」的なことを聞かれたのですが、この日はもう一件お店をはしごする予定だったので、お腹をセーブする必要あったのですよねてん。 最後にデザートを食べて終了。ごちそうさまでした! お会計する場所の近くに、わんこそばの由来が書かれていました。蕎麦は1度に10人前程度しか茹でられないものの、小分けにすればもっと多くの人をもてなせることから小分けになった、という話です(由来は諸説あり)。 わんこそばはその昔、神奈川のお店で食べたことがあったのですが、本場で食べるのは初めてで。お蕎麦は本当に美味しいし、テンポよく食べられるのでいくらでも行けそうで危なかったですw。今回は次があったので45杯で止める形になりましたが、限界まで食べても100杯は行かなかったかもな、という印象です。次回はお腹減らして目指せ100杯だな!

———-そば処 東家(あずまや) 基本情報———-
〇創業年 1907年創業 / 明治40年創業
〇営業時間
・11時~15時
・17時~18時30分L.O
※12/30-1/1 定休日
〇住所
岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目8-3
(公式サイト)⇒ そば処 東家(あずまや)公式ウェブサイト

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