秋田県北東端部の鹿角(かづの)市は、1972年(昭和47年)に鹿角郡花輪町・十和田町・尾去沢町・八幡平村が合併して発足して、岩手県・青森県との県境に位置し、北部は十和田湖に近く南部は山岳地帯(八幡平・秋田焼山等)です。古くは上津野と表記し後に鹿角に改字されたとされますが、市内の米代川支流が鹿の角の如く見えるからとの由来説もあり、江戸時代は南部盛岡藩でした。大湯環状列石(縄文遺跡)や多くの古墳が遺っていて、八幡平温泉郷・大湯温泉郷・湯瀬温泉・史跡尾去沢鉱山(鉱山跡観光施設)があります。米(あきたこまち等)・果実(林檎・桃・洋梨等)・秋田蕗・松館しぼり大根・かづの牛・八幡平ポーク・鹿角蕎麦・味噌・醤油・清酒・南部煎餅・胡桃餅・きりたんぽ(発祥地)・けいらん(旧南部藩領郷土料理で澄まし汁に漉餡入り餅、鹿角は胡桃・胡椒入り餡)等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店・醸造店・酒蔵・旅館などが残っています。
1872年創業、鹿角の地で味噌・醤油の醸造を続ける 浅利佐助商店
鏡田のバス亭から徒歩20分ほど、鹿角花輪駅から徒歩23分ほどの場所にある 浅利佐助商店。1872年(明治5年)に創業された味噌・醤油醸造を手がける老舗店です。2019年11月現在日本で15人しかいない厚生労働省認定ものづくりマイスター味噌製造である杜氏が味噌・醤油を作り続けていらっしゃいます。屋号である福寿(ふくじゅ)の名でも地元では知られているそうです。
という、浅利佐助商店さんの超特選生じょうゆ百年蔵です ラベル部分をアップで。あきたこまち米麹を使った二段仕込になっています
ラベルの逆側です。仕込み水の代わりに丸大豆醤油を使ったいわゆる再仕込み醤油の1つです。
中の写真撮り忘れましたが、かなり濃いめのしっかりタイプのお醤油で、塩味もあるけど旨味もしっかり感じられ、とっても美味しかったです。つけ醤油として使うにも、料理に使うにも少量でしっかりと味が出そうな印象です。作り方もそうだけれど、原料の良さ(あきたこまち)も効いているんだろうなぁ。
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———浅利佐助商店 基本情報———-
〇創業年 1872年創業 / 明治5年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
秋田県鹿角市花輪字観音堂27-3
(公式サイト)⇒株式会社浅利佐助商店 | 福寿(フクジュ)