共成製菓の旭豆は、発売120年に迫るロングセラー! / 北海道 旭川市 1897年創業 (明治30年)

北海道北中部の旭川市は、上川盆地の石狩川等の合流部にあり、人口が札幌市に次いで道内2位の道北地方の経済・産業・物流・文化の中心都市。1889年(明治22年)末の山縣有朋内閣閣議決定の上川離宮設置に際して、旧称の上川郡“忠別”のアイヌ語源(チュプ:太陽+ペト:川)に基づき帝国象徴的文字“旭”を用いて村名とされました。江丹別蕎麦・旭川ラーメン・発祥地とされる塩ホルモンや豚トロ・各種菓子等の名物・特産品や、もつそば・ジュンドッグ(棒状洋風握り飯)・ゲソ丼・新子焼き(骨付き鶏肉半身素焼き)等の地場料理があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が点在しています。

1897年創業、ロングセラー旭豆の製造・販売を行う 共成製菓

1条15丁目のバス停から徒歩3分、旭川駅から徒歩13分ほどの場所にある 共成製菓 。1897年(明治30年)に、小樽市に本社を置く精米業を営む共成株式会社の旭川支店として設立され、1955年(昭和30年)に共成製菓として独立されています。看板商品・旭豆の発売は、創業から5年後の1902年(明治35年)で、今も当時と変わらぬ製法で作り続けられています。

という旭豆がこちら。「大豆と甜菜糖(てんさいとう)から誰にでも好まれる菓子はつくれないか」という問いから生まれたお菓子です。

原材料は99.6%が北海道産!逆に0.4%は何なのか、と思ったらパッケージ裏側に答えが書いてありました。

そのパッケージ裏側がこちら。宇治抹茶の0.4%だけが北海道産でない、ってことだったのですね。甜菜糖、大豆、小麦粉は100%北海道産です。すごい!

こちら、旭豆の中身です。大半が白の甜菜糖だけの味付けのもの、緑が宇治抹茶を使った抹茶味です。

旭豆、おそらく食べるのは初めてですが、素朴な甘さが素敵で気がつくと一袋が一瞬で消えていました。こういうシミジミと美味しいお菓子って、食べすぎてしまうから危険ですね…。
旭豆で使われている甜菜糖ですが、日本の砂糖原料の約25%を担うテンサイ、別名サトウダイコンから作られているお砂糖です。甜菜のほとんどは北海道産になるそうです。ちなみにサトウダイコンと呼ばれているのは見た目が似ているからであって、大根とは種族的には遠いとのこと。そうだったのかw!

↓旭豆は缶入りタイプもあります。楽天で購入できますよ。

 

———-共成製菓旭豆本舗 基本情報———-
〇創業年 1897年創業 / 明治30年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
北海道旭川市宮下通16丁目右1号
(公式サイト)⇒ 旭豆 共成製菓旭豆本舗 公式サイト

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