新潟県中南部の長岡市は、人口が県下第2位で中越地方の中心都市であり有数の豪雪地帯。江戸時代は堀家を経て牧野家の長岡藩・長岡城の城下町で、1870年(明治3年)に支藩・三根山藩からの窮乏支援米を教育費に充てた“米百俵”の逸話で知られています。コシヒカリ・大口蓮根・清酒(清泉等)・栃尾あぶらげ等の特産品や長岡生姜醤油ラーメン・イタリアン・洋風カツ丼・笹だんご等の名物も多数あり、市内には老舗の和菓子店・食品店などが点在しています。
1618年創業、長岡藩初代藩主と共に長岡へやってきた 青善 (あおぜん)
関東町のバス停から徒歩3分ほど、長岡駅から徒歩10分ほどの場所にある 青善。1618年(元和4年)に、長岡藩初代藩主牧野忠成公と共に三河 (現、愛知県豊川市)から長岡へやってきた肴屋の1軒が今の青善さんのルーツとなるそう。長岡城のお膝元で、武士や町人に割烹料理を提供され、明治時代には明治天皇北陸御巡幸の際に賄方(調理担当)を務められています。現在は仕出し店・お弁当店として営業中です。
という、青善さんの外観です。400年以上の歴史ある老舗店と感じさせないカジュアルさがあります。
店舗入り口です。メニューが紹介されています。見間違いでなければ、きまぐれ弁当500円と書いてあります。
店内に入りました。きまぐれ弁当本当に500円です。鮭の味噌漬小弁当も同じく500円です。ちょっとビックリの値段ですね。
ちなみに鮭の味噌漬は名物で、別途販売されていました。基本は予約販売とのこと。
で、今回はきまぐれ弁当を購入しました。箸袋に「江戸から続く老舗割烹の味」と書いてあるのが良いですね。
で、蓋を開けた図。ちらし寿司・魚のフライ・煮物・山菜が入ってこの値段は凄いです。しかもめっちゃ美味しいの。北陸・東北で良くみられる車麩が入っているのもポイント高いです。
カジュアルなお店の外観、500円という価格から、正直そこまで期待していなかったのですが、単にコスパが良い以上の味と満足感で驚きました。近くに住んでいる人、めっちゃお得ですやん。このお弁当を作るお店の鮭の味噌漬、絶対旨いよなぁ、とついふるさと納税で味噌漬オーダーしてしまいました。届くのが楽しみ〜。
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——青善 基本情報———-
〇創業年 1618年創業 / 元和4年創業
〇営業時間
・10:00 – 15:30 (仕出し別途対応)
※水曜・日曜 定休日
〇住所
新潟県長岡市呉服町1丁目1−13
(公式サイト)⇒ 株式会社 青善 | お弁当・贈答品・惣菜の製造販売