アトムの街高田馬場の青柳で、くりまんアトムを購入 / 東京 高田馬場 1925年創業  (大正14年)

新宿区高田馬場の地名は、異説もありますが、かつては現在の豊島区高田・中野区上高田に至る付近一帯が高台であることから“高田”と俗称されていたことや、隣接の新宿区西早稲田に1636年(寛永13年)に三代将軍家光が開いた旗本達の馬術訓練等のための馬場があったことに由来するとされています。高田馬場は手塚治虫原作“鉄腕アトム” のアトムが2003年4月7日に誕生した場所であるとの設定と、手塚プロダクション本社所在地でもあることから、TVアニメ番組主題歌メロディがJR高田馬場駅の発車ベルに採用されており、駅高架下には、アトムの壁画があります。近隣も含め一帯には早稲田大学を始め大学・専門学校・予備校等が多数集積しており有数の学生街となっている中に、老舗の飲食店・和菓子店も残っています。

1925年創業、鉄腕アトムを模したお菓子くりまんアトムを製造・販売する 青柳

高田馬場駅から徒歩4分ほどの場所にある 青柳。1925年(大正14年)に、青山にあった和菓子店 青柳から暖簾分けの形で創業されました。明治時代には、名古屋にある青柳に倣って複数の青柳という店舗が生まれたそうで、都内に48店舗も青柳という名の和菓子店があった時代もあったそうですよ(こちらのインタビューに詳しい歴史が載っています)。

という青柳さんの外観がこちら。看板の字が難しいですね。 店内に入るとアトムの看板が。元々、青柳さんの近くに手塚治虫さんのオフィスがあり、お菓子をよく買いに来ていたそうですよ。 で、くりまんアトム、というアトムを模した栗饅頭を販売されています。手塚治虫さんと関係が深かったこと、鉄腕アトムが生まれた街であることから、2003年4月7日のアトムの誕生日を記念して発売されたそうですよ。 くーねるまるた、という漫画に紹介されたという記事も掲載されていました。

ということで買ってきました、くりまんアトム。こちらがアトムで、 こちらが妹のウランです。中々カワイイですね。

アトムの誕生日を記念して発売された くりまんアトムは、元々4月の限定販売だったそうですが、今は通年で販売されているそうですよ。可愛くって美味しいからお土産にぴったりですものね。ちなみに手塚プロの方も手土産で使われているそう。昔の縁が繋がっている感じが素敵だなぁ。

——-青柳 基本情報———-
〇創業年 1925年創業  /  大正14年創業
〇営業時間
・10:00~18:00 (祝日は17:00まで)
※日曜日 定休日
〇住所
東京都新宿区高田馬場4-13-12
(食べログ)⇒ 青柳 – 高田馬場/和菓子 [食べログ]

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