青木屋のロングロングバームと武蔵野日誌 / 東京 府中市 1893年創業 (明治26年)

東京都府中市は、多摩地域中部(都のほぼ中央)に位置し、大化の改新(645年)後に武蔵国の国府が置かれて、市名もそれに由来しています。大正以降には複数の鉄道が敷設され、昭和には軍施設や東芝等の多くの大工場が建設され、戦後もサントリー・日本電気等の工場の進出が続きました。寺社や古代の遺跡も多数あり、小金井市にかけては日本初の公園墓地で著名人の墓所も多い“都立多摩霊園”が広がり、東京外国語大学・東京農工大学の府中キャンパスや東京競馬場(府中競馬場)・多摩川競艇場(青梅市主催)などが立地しています。分葱・小松菜・古代米・多摩川梨等も生産されており、市内には老舗の飲食店や和菓子店などが複数残っています。

1893年創業、23区外に複数店舗展開する菓子店 青木屋

郷土の森正門前のバス停から徒歩3分、府中駅から車で15分程度の場所にある 菓子の青木屋本社、及び工場売店。1893年(明治26年)に、加藤幸吉氏が大國魂神社の境内で万頭の販売を始めたことでその歴史が始まりました。本社のある府中市以外に、国分寺市、小金井市、三鷹市、八王子市、稲城市、調布市、国立市、多摩市に店舗があります。23区内に店舗がないのは、あえてのことなのでしょうか。

という青木屋さんの外観。工場売店とあるように、工場のお隣にあります。入り口はこんな感じです。暖簾に創業 明治26年の文字が見えます。 店舗に入りました。ディスプレイはこんな感じです。有吉くんの正直散歩に出られたようでステッカーがありました。工場売店は、他の店舗でも売られている通常商品以外に、工場売店のみの限定商品、少しお安くなったアウトレット商品も販売されています。 工場売店でしか味わえないものの一つが、看板商品・武蔵野日誌のできたて版。残念ながら伺った日は既に売り切れでした。

もう一つの限定商品がこの細長い、武蔵野ロングロングバーム。武蔵野日誌を切り分ける前の長い状態の商品です。ざっくり1メーター以上ありそう。

ということで買いました。凍った状態で渡されます。この長さを持って帰るの中々苦労しましたw。 ちょっとアップすぎてよく分からない写真ですが、こちらがロングロングバーム。武蔵野日誌の通常版と違い、クリームが入っていないプレインなバームクーヘン的な食べ物。シンプルで美味しい!

順序が逆になりましたが、こちらが武蔵野日誌です。先程のロングロングバームを一口サイズに切り分けて、中にクリームが入っています。既に50年以上の歴史ある商品なんです。

中身撮り忘れましたが、チョコレートのパッケージがこちら。東京ミニバームという名前も可愛いですね。ベルギーチョコを使ってて超うまい。 そして白色のホワイト。ホワイトチョコが入っています。 こんな感じです。うむ、こちらも素敵だ。 そして緑が抹茶味です。 ちょっとピント合ってませんが、こんな感じ。濃い目でバームクーヘンに良く合います。

武蔵野日誌、そしてその元となった武蔵野ロングロングバーム、どちらもすっごく美味しかったです。バームクーヘン自体が美味しいので、クリームなしでもお菓子として完成度が高くって。ロングロングバームはお菓子としてのインパクトも相当なので、いつか誰かにプレゼントしたいのですが、このお菓子はオンラインで買えないのですよね。また工場売店に行くしかないのかw。

———-菓子の青木屋 基本情報———-
〇創業年 1893年創業 / 明治26年創業
〇営業時間
・10:00~15:00
※1月1日 定休日
〇住所
東京都府中市南町6丁目12番地の1
(公式サイト)⇒ 菓子の青木屋

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です