肉の相川商店で、館山メンチを食べる / 千葉 館山市 1920年創業 (大正9年)

千葉県南部の館山湾(鏡ヶ浦)に面する館山(たてやま)市は、明治初期までは718年(養老2年)に上総国から分離の安房国の一部で、中世には戦国大名の里見氏が丘(現・城山)上に築城し館山城と命名し城下を館山と称するようになったとされ、地名由来には南北に延びる丘の“たて(南北の方向)・やま(山)”説や“城の山”即ち“館の山”説があります。なめろう・さんが焼き・二色なます・各種寿司・炙り海鮮丼・ごんじゅう(肉飯おにぎり)・クジラ弁当等の郷土料理も豊富で、かつては東京の旧山手・本郷方面の富裕層等の保養・避暑地だった都会風の名残りもあり、老舗の飲食店・和洋菓子店・パンや肉等の食品店などが残っています。

1920年創業、館山の地で100年以上食肉小売店を続ける 相川商店

館山駅から徒歩8分ほどの場所にある 相川商店。1920年(大正9年)に、相川孝雄氏が館山市北條1832番地にて食肉小売店を創業したことで、その歴史が始まります。1960年(昭和35年)から北条1632番地の現在の場所でご商売をされています。現在は近隣のレストラン、ホテル、病院等への卸売りと、小売の両軸でご商売されています。

という相川商店さんの外観。見慣れた字だなと感じるのは、私の名前が相川だからだと思います(親戚等ではないです)。

カタカナでもアイカワ。私も肉屋さんなんじゃないかと錯覚しそうになる。

店内に入りました。お肉がずらりとディスプレイに並んでいます。

そして揚げ物バイキングと名付けられた揚げ物コーナーも。いやぁ、最高だな。

もう少し正面から。狙っていた館山メンチが売り切れ…!と落ち込んでいたら、「揚げたて出せますよ」とのこと。嬉しすぎる。

揚げたてを待つ間に店内の掲示板をチェック。 現在3代目の相川和人氏が代表をされていますが、全国食肉学校時代の同級生を通じて日本各地の肉を仕入れられているそう。 館山メンチの取材記事も。 と、色々読んでいるうちに出来上がりました。うん、凄く美味しい。これはまた食べたくなるなぁ。館山といえば海の幸という印象が強い中、最初に食べたのが館山メンチでした。海の街に100年続く肉屋さんがあるって、なんだか不思議な感じもしますね。館山メンチの美味しさに心奪われてましたが、日本各地のブランド肉を仕入れられていたりと、地元の人に向けた良いお肉の提供をされている姿が素晴らしかったです。同じ姓を持っている人間として勝手に誇りに思いましたw。

——-相川商店 基本情報———-
〇創業年 1920年創業 / 大正9年創業
〇営業時間
・10:00-18:30(惣菜は18時終了)
※日曜日 定休日
〇住所
千葉県館山市北条1632-9
(公式サイト)⇒ 館山市の食肉専門店相川商店

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