冨田酒造、垂れ口直汲火入れ 七本槍 / 滋賀 長浜市 1534年創業 (天文3年)

滋賀県北部で東西に短く南北に長く、西端が琵琶湖に接する長浜(ながはま)市は、1943年(昭和18年)の坂田郡長浜町及び6村合併で発足の旧市が、2006年(平成18年)の東浅井郡浅井町・びわ町との合併で現市となり、2010年(平成22年)の東浅井郡虎姫町・湖北町・伊香郡高月町・木之本町・余呉町・西浅井町編入で現市域となりました。元々の地名の元浜を羽柴秀吉が長浜に改称したとされ、織田信長の長からとする説もあります。長浜仏壇(濵仏壇/濵壇)・浜縮緬・メロン・葡萄・もぐさ・湖魚とその加工品(小鮎佃煮・同甘露煮・鮒すし等)・鴨・醤油・清酒・銘菓(菊水飴・親玉饅頭・でっち羊かん・どんべもなか・堅ボーロ等)・焼鯖素麺・鴨すき・のっぺいうどん・鯖の棒すし・イタリアン焼きそば・サラダパン等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の料理店・飲食店・和菓子店(多数)・食品店・醸造所(醤油・清酒)。旅館などがそれぞれ複数残っています。

1534年創業、秀吉を勝利に導いた7人の武将に因む七本槍で知られる  冨田酒造

木ノ本駅から徒歩8分ほど、長浜駅から車で30分前後の場所にある 冨田酒造。1534年 (天文3年)に創業された日本酒蔵で、現存する中では5番目に古い酒蔵と言われています。冨田酒造さんといえば、七本槍で知られていますが、七本槍とは豊臣秀吉が柴田勝家と争った「賤ヶ岳の戦い」にて活躍した7人の武将 (加藤・加藤嘉明・脇坂安治・平野長泰・糟屋武則)からとられた名称であり、その名を冠した日本酒・七本槍は縁起の良いお酒として知られています。老舗醤油店・酒蔵が計5店舗ある、醸造の街・旧木之本宿エリアにあります。

という、冨田酒造さんの外観です。全景写せておらず、さらに左右に長いめちゃくちゃカッコ良い建物でした。

店内に入ると、目に入る場所に七本槍の看板がありました。

こんな感じでお酒がずらりと並んでいます。全部美味しそう。

店舗外観の写真では見切れていましたが、正面左側にはステンドグラスがありました。店内から撮るとこんな感じです。こちらは七本槍バージョン。七本の槍のロゴがカッコ良いですね。

そして冨田酒造のロゴです。4辺にあるイラストは瓢箪ですね。秀吉の馬印が千成瓢箪なので、それになるのかな。

お店の方に色々と相談させて頂き、今回は垂れ口直汲火入れの七本槍を購入しました。槽口から直接入れたフレッシュな味わいが特徴とのことです。
ロゴ部分アップでどうぞ。槍ロゴがこちらにも。
パッケージ裏側です。七本槍の名称の由来も下部に書かれています。あんまり説明されないケースがあるので、こういうのは嬉しいですね。

七本槍は私が住む東京の家近くで買えるお酒なので、とても身近に感じていたのですが、そうか池上本門寺に加藤 清正の供養塔があるからなのね、と今更気が付きました。古くからある日本酒も、その土地のことや歴史を知るきっかけがあるので嬉しいですね。美味しいだけでなく勉強になりました。

——–冨田酒造有限会社 基本情報———-
〇創業年 1534年創業 / 天文3年創業
〇営業時間
・9:00 – 17:00
※定休日なし
〇住所
滋賀県長浜市木之本町木之本1107
(公式サイト)⇒ 冨田酒造有限会社

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