埼玉県中央部の坂戸(さかど)市は、1976年(昭和51年)に入間郡坂戸町から市になり、越辺(おっぺ)川に注ぐ高麗(こま)川が市南東から北西に流れています。1970年代から多数の住宅団地開発が進み近年にはニュータウン(むさし緑園都市坂戸西部地区/坂戸ニューシティにっさい)が開発され、東武鉄道東上線で坂戸駅~池袋駅が約40分の東京のベッドタウンとなっています。地名由来には、坂戸判官教明(源義家家臣)居住地説・集落の滝の場所説・坂を下りた入口説・近畿地方の近似地名から物部氏所縁説等がありますが不詳です。江戸時代は川越藩領等で日光脇往還(八王子~日光)の宿場町(坂戸宿)でした。ランドセル・ミニチュアランドセル(加工記念品)・茶・有機醤油・生しょうゆ(日本初販売)等の特産品があり、市内には老舗の飲食店・食品会社などが残っています。
1923年創業、日本初ではじめて有機醤油・生しょうゆを販売した弓削多醤油
川角駅から車で7分前後、坂戸駅から車で20分前後の場所にある 弓削多醤油。1923年(大正12年)に、弓削多佐重氏が埼玉県入間市にあった醤油蔵から、蔵の設備・杜氏さんを引き継ぎ、醤油・味噌蔵を創業したことでその歴史が始まっています。その前の歴史から含めると200年以上の歴史があるそうです。
弓削多醤油さんといえば、日本で初めて生しょうゆ(火入れしない醤油)、有機醤油を製造・販売されたメーカーさんとしても知られています。
という、弓削多醤油さんの有機醤油を購入しました。都内のちょっと良いスーパーだと大体置いてある印象です。モンドセレクションも獲得されています。
国産有機丸大豆使用、とあります。こちらの有機醤油は利用している大豆と小麦を100%有機農産物を使っており、お醤油としては日本で初となる商品なのだそう。ちなみに丸大豆とは丸い大豆、という意味ではなく(大豆って基本丸いしね)、大豆から脂を絞った後に出る脱脂加工大豆を使うのでなく、大豆をそのまま丸ごと使うという意味になります。
こちらが裏側。丁寧に作られていることが伝わって好印象ですね。 弓削多醤油さんの有機醤油はスーパーでたまに見かけていたのですが、いつか行きたい気持ちがあったので買うのを控えておりました。で、手にとって食べてみて思ったのですが、有機かどうかは置いておいて、醤油に味の深さが感じられとってもおいしかったです。2023年の100周年記念イヤーに一度遊びに行きたいなぁ。
↓楽天でも購入できますよ。
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——-弓削多醤油 基本情報———-
〇創業年 1923年創業 / 大正12年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
埼玉県坂戸市多和目475
(公式サイト)⇒ 弓削多醤油(日本初の生しょうゆ・有機醤油の通販) | 体に良い菌が生きている発酵食品としての生しょうゆ