江戸時代に置かれた銀貨幣鋳造所（銀座）に地名を由来する中央区銀座は、明治時代に文明開化を象徴する町として銀座煉瓦街が建設されて栄えてきました。現在の銀座8丁目付近で芸妓能楽師に因んで称された金春（こんぱる）芸者で賑わった幕末からの花柳界が、明治政府高官などの贔屓により新橋花街として江戸時代以来の柳橋（現・台東区）と共に「柳新二橋」と称し発展し、昭和中期の最盛期を経て今も中央区築地にかけて10軒以上の料亭と数十人の芸者を擁しています。東京を代表する地域ブランドのショッピング街として、大繁華街として、また夜の高級な社交の場として今に至っており、各所に老舗の飲食店や和洋菓子店などが数多く点在しています。

1924年創業、戦前から松阪牛を扱っている銀座のお肉屋さん 吉澤

銀座駅から徒歩2分、有楽町駅から徒歩7分ほどの場所にある 銀座 吉澤。1924年（大正13年）に、吉澤一一（かずいち）氏が精肉店 吉澤商店を立ち上げたことで、その歴史が始まりました。1951年（昭和26年）に飲食業へも進出。現在も銀座の地で精肉店と飲食店の両方を経営されています。

吉澤さんといえば、松阪牛が伊勢牛と呼ばれていた創業時から松阪牛を扱われている、松阪牛と縁の深いお店。1955年（昭和30年）に宇治山田市が伊勢市へと改称した際に、伊勢牛のままでは伊勢で育ったものと誤解を招く可能性があったことから、松阪牛をブランド化する流れとなり1958年（昭和33年）に松阪肉牛協会が発足します。協会の副会長を務めたのが吉澤創業者の吉澤一一氏です（会長は代々、松阪市長が務められています）。

という吉澤さんからは松阪牛シルクハンバーグをお取り寄せしました。食べログさん運営の食べログモールの立ち上げ時に発見し購入したものです。4個入りで5,000円強と中々のお値段ですが、A5等級の松阪牛100％で豪華なのです。 こちらのハンバーグ、湯煎するだけで食べられます。お取り寄せしたハンバーグの中で過去一美味しい。最高っす。
ハンバーグ、4個入りで買ったのですが、3人家族なんです、我が家。ということで家長として2つ頂きました。いやー、生きてて良かったw。

吉澤さんといえばすき焼き・しゃぶしゃぶが有名ですので、そちらをお取り寄せしようかと悩んだのですが、松阪牛にこだわりを持つ吉澤さんの松阪牛100%ハンバーグを食べてみたくなり、ハンバーグを購入したのでした。うん、間違いのないチョイスだったw。松阪牛にまみれたい人は買った方が良いと思います！

———-銀座吉澤 基本情報———-
〇創業年　1924年創業 / 大正13年創業
〇営業時間
■精肉銀座店
平日：8:00-19:00
土曜：8:00-17:00
■飲食店
平日：
【昼】11:00-14:00
【夜】17:00-22:00（LO21:00）
土曜：11:00-15:00（12月は夜も営業）
※日曜・祝日定休日
〇住所
東京都中央区銀座3-9-19
（公式サイト）⇒　すきやき・しゃぶしゃぶ・割烹　-銀座-　吉澤（よしざわ）へようこそ！こだわりの和牛を個室でどうぞ。すき焼・しゃぶしゃぶ・オイル焼