新潟県中南部の長岡市は、人口が県下第2位で中越地方の中心都市であり有数の豪雪地帯。江戸時代は堀家を経て牧野家の長岡藩・長岡城の城下町で、1870年(明治3年)に支藩・三根山藩からの窮乏支援米を教育費に充てた“米百俵”の逸話で知られています。コシヒカリ・大口蓮根・清酒(清泉等)・栃尾あぶらげ等の特産品や長岡生姜醤油ラーメン・イタリアン・洋風カツ丼・笹だんご等の名物も多数あり、市内には老舗の和菓子店・食品店などが点在しています。
1548年創業、上杉謙信活躍の頃から酒造りを続けている 吉乃川
宮内駅から徒歩11分ほど、長岡駅から車で12分前後の場所にある 吉乃川。1548年 (天文17年)に川上主水義光が若松屋として創業しており、新潟最古の酒蔵とされています。若松屋はその後、和泉屋・中越醸造・中越酒造と名を変え、1973年(昭和48年)に吉乃川と社名変更されています。新潟県を代表する戦国武将・上杉謙信が1530年生誕 – 1578年死去とされているので、謙信と同時代に既にお酒を造られていたことになります。吉乃川酒造常倉は大正期に建てられた建物で、醸造業の近代化を示す遺構として知られ国登録有形文化財となっています。
という、吉乃川さんの外観です。蔵見学や売店があるのですが、私が伺った火曜日だけお休みという…。ということで、外観だけお楽しみください。
敷地内に複数の蔵があって見学が楽しそうです。
こちらが本社かな。
ということで、お酒を買ってきました。吉乃川 純米大吟醸50 PAIRを購入しています。
ラベル部分をアップでどうぞ。DAILY -PREMIUNと書いてあるのが良いですね。
ボトル裏側です。新潟産の酒造好適米を50%磨いて造られています。甘みを感じる飲みやすい系ですね。
で、別タイミングでは おけさカップを購入しています。 ラベル部分をアップで。佐渡おけさの絵なのかしら。
ラベル用側です。こちらは新潟産の米・米こうじ・醸造アルコールでできています。
蓋部分をアップで。水色の文字色が可愛いですね。
年代マニアとしては吉乃川さん、ずっと行きたいと思っていた酒蔵です。なんせ、新潟県最古ですからね。なのに火曜日休みで中を見れない、という悲しい思いをしたので、次の長岡訪問は火曜日以外にしたいと思います。今回の訪問で長岡の老舗は複数伺うことが出来たものの、まだまだ行きたいお店が多いんですよねぇ。
——吉乃川 基本情報———-
〇創業年 1548年創業 / 天文17年創業
〇営業時間
・9:30 – 16:30
※火曜日 定休日
〇住所
新潟県長岡市摂田屋4丁目8
(公式サイト)⇒ 吉乃川 | 新潟長岡市にある日本酒の蔵元