米忠・並木園の海苔は個人的No.1海苔 / 東京 池上 1868年創業 (明治元年)

大田区池上は、かつては洗足池を中心とする亀が多い湿地帯で「池亀」と称されていたから、洗足池の端に位置するから、当地を領していた池上氏に因む等、由来には諸説があります。町は約740年前に日蓮が開基した日蓮宗大本山本門寺(池上本門寺)の門前町として栄え、今も信者や行楽客で賑わっています。また池上は関東独特の久寿餅(くずもち、グルテンを分離させた小麦粉の浮き粉を発酵)発祥の地との説もあり、門前町や東急電鉄の池上駅周辺などには、老舗の飲食店・久寿餅店等の和洋菓子店・食品店などが残っています。

1868年創業、海苔テイスティング優勝者のお店 米忠・並木園

大田区は大森を中心に海苔問屋が複数存在しており、その1店が池上にもありました。明治元年創業の米忠・並木園さんです。アド街ック天国に出演された際に、現在の4代目のご主人が「海苔テイスティングコンテスト」の優勝者であると放映されたそうです。有明産の海苔を扱われているお店で、2階の工場で製造し、焼き立てを缶に詰められているそうです。

老舗ながらモダンな和テイストを感じる店舗です。

お店に入ると商品である海苔とお茶が並んでいます。黄色の缶に入っている海苔は見るからに高級!

今回は御所車という最もランクの高い海苔を購入しました。1缶3000円で、8つ切りサイズの海苔が240枚入っています(8つ切りは、所謂味付け海苔サイズのよりやや大きいサイズです)。

こんな感じでギッシリ入っています。これが2段重ねになってます。

取り出してみました。薄いみどりが食欲をそそります。

食べる前は、美味しい海苔といったってそこまで変わらないだろう、と思っていたのですが、食べて驚きました。今までの海苔と何かが違う…。いつもの私は、ご飯と海苔だけ、だと少し味が足らない気がしてしまって、味付け海苔や韓国のりと食べるのが普通なんです。が、この米忠さんの海苔は他に何もいらない、海苔だけで、というよりも、海苔だけだからこそ、ご飯のおいしさもよくわかって、本当に美味しくご飯が食べられるんです。
と、少し高テンションで書いてしまいましたが、素人にも違いわかる海苔、は本当に皆さんに体感して頂きたいです。私の、お気に入りNo.1の海苔は、圧倒的に米忠さんの海苔となりました。

———米忠・並木園 基本情報———-
〇創業年 明治元年創業 / 1868年創業
〇営業時間
9:30~18:00
※日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都大田区池上4-25-4
(公式サイト)⇒ 米忠海苔店/大森本場乾海苔問屋/東京・池上/焼海苔専門店/お中元/お歳暮/ご贈答

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