大和川酒造店、弥右衛門(やうえもん)を飲む / 福島 喜多方市 1790年創業 (寛政2年)

福島県北西部(最西端)で会津地方北部の喜多方市は、会津の北方に位置していたことから古来“北方(きたかた)”と称されており、江戸時代は会津藩領地でした。1875年(明治8年)に5村が合併して喜多方町となり、1954年(昭和29年)に7村が加わり市となりました。雄大な山並みに囲まれた風光明媚な市内には蔵が多く建ち並び“蔵の街”として知られています。喜多方ラーメンは札幌・博多と共に日本三大ラーメンと称され市内に多数の店が点在しています。山都町(やまとまち)・高郷町(たかさとまち)等では蕎麦が名物で、高郷町は古くから貝類等の化石が多く発見され“カイギュウランドたかさと”に展示されています。清酒・味噌・醤油の醸造業が盛んで醸造蔵も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店・醸造会社が残っています。

1790年創業、飯豊山の伏流水で酒造りを行う 大和川酒造店

寺町角のバス停から徒歩2分ほど、喜多方駅から徒歩14分前後の場所にある 大和川酒造店。1790年(寛政2年)に、会津藩の家老田中玄宰による天明の大改革時の殖産興業により、初代・佐藤彌右衛門が酒税免許を得て清酒整備販売を始めたことが創業となります。原料の米作りから自社で行い、飯豊山の伏流水を仕込み水を使ったお酒は高い評価を得ており、早くから海外進出をしている酒蔵としても知られています。

という、大和川酒造店さんの弥右衛門(やうえもん)を購入しました。初代の方のお名前を冠した代表銘柄ですね。

ラベル部分をアップで。今回は純米酒を購入しています。
ラベルの少し横側を。
キリッと辛口で食中酒としてこってり系の食べ物にも合う、キャパシティーの広いお酒だと感じました。美味しかったです。大和川酒造さんは酒蔵見学が可能で試飲も沢山できるのだとか。2年以内ぐらいに行きたいものです。

↓弥右衛門は楽天でも購入できますよ。飲み比べセット良いですね。

 

———大和川酒造店 基本情報———-
〇創業年 1790年創業 / 寛政2年創業
〇営業時間
・9:00 – 16:30
※無休
〇住所
福島県喜多方市寺町4761
(公式サイト)⇒ 大和川酒造店

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です