八重洲とよだの、とよだ弁当が最高 / 東京 八重洲 1913年 (大正2年)

中央区八重洲は、日本に漂着して後に徳川家康の通訳等で活躍したオランダ人ヤン・ヨーステン(和名・耶楊子)の屋敷があったことに因んだ地名。戦災復興の中で東京駅の八重洲口ができて、駅ビルや大地下街が誕生、平成以降は再開発も進み、日本橋に繋がるビジネス街となっています。この地には、江戸時代から半世紀前位までは檜物町・上槙町などの泉鏡花の小説「日本橋」の舞台として知られる由緒ある日本橋花柳界があり、その名残で今も老舗の飲食店などが残っています。

1913年、日本橋とよだの分家として開業した 八重洲とよだ

東京駅八重洲口から徒歩3分強の場所にある八重洲とよだ。1913年(大正2年)に、日本橋とよだの分家として開業されました。東京駅にすぐそばにあるため、東京駅開業後に出来たのかと思いきや、東京駅開業は大正3年なので、その前から存在しているお店だそう。ただ創業時は同じ八重洲でも東京駅の駅前通りにあったそうで、約60年前に今の場所に移られました。

こちらが店舗外観。ちょっと寄りで撮りすぎましたが、和モダンな感じのすっきりしたお店です。

こちらがメニュー。かなりメニュー豊富で悩ませてくれます。
今回は「とよだ弁当」というお店一押しの松花堂弁当をチョイス。

ででーん、かなり豪華です。揚げ物、ステーキ、焼き魚、お刺身、と、食べたいもの全部盛り!

嬉しくって、少し別カットでおかずだけ撮りましたw。

個人的なヒットはこちらの焼き魚。老舗割烹だけあり、ふっくら柔らかで、良いものを食べている感ありました。

同行者は生姜焼きと海老フライのセット。これも美味しいに決まってる。

八重洲とよださん、少しお値段は張りますが、ちょっといいランチ食べようかな、と思った時には、かなりマッチするお店だと思います。ご近所さんである嘉永3年創業の嶋村さんと印象は近く、ちょっといい和食ランチを食べたいな、と思った時にかなり悩みそうです。悩めるほど良いチョイスがある八重洲近辺も、楽しい老舗チョイスが出来るエリアと言えそうですね。
※余談ですが、八重洲は江戸時代に日本にやってきたオランダ人ヤン・ヨーステンに由来するそうですよ。

——-八重洲とよだ 基本情報———-
〇創業年 大正2年創業 / 1913年創業
〇営業時間
平日11:00~13:30(L.O)
平日17:00~21:30(L.O)
※日曜・祝日 定休日
〇住所
東京都中央区八重洲1-6-15 登代田ビル 1F
(公式サイト)⇒ 八重洲とよだ

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