八千代本店、おすすめの握り寿司 & 毛蟹甲羅揚げ / 北海道 釧路市 1926年創業 (大正15年)

北海道東部(道東地方)で太平洋沿岸の釧路(くしろ)市は、1920年(大正9年)発足の(北海道区制)釧路区が1922年(大正11年)に旧市となり、2005年(平成17年)に阿寒郡阿寒町・白糠郡音別町と合併し現市となりました。地名には、クシル(越える・道、標津・斜里へ超えて)・クスリ(薬、川上の温泉から薬水が流出)等々の何れもアイヌ語起源の由来説が多数ありますが不詳です。姫鱒・公魚・助惣鱈・真鱈・秋刀魚・烏賊・ほっけ・柳葉魚・水産加工品(珍味等)・パプリカ・阿寒ポーク・阿寒丹頂和牛・清酒・焼酎・銘菓(丸木舟・しとき・まりも羊羹等)・釧路ラーメン・炉端焼・くしろザンギ・勝手丼・紅鮭飯寿司等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品会社・酒蔵・旅館などが残っています。

1926年創業、釧路一の寿司屋と評判 八千代本店

栄町6丁目のバス停から徒歩4分ほど、釧路駅から徒歩16分ほどの場所にある 八千代本店。1926年 (大正15年)に創業した老舗店です。1Fでお鮨屋さんを、2Fを割烹料理店を運営されています。季節毎の釧路の海の幸と蟹に強みを持つお店で、年間通じて釧路の素晴らしさを体験するごとができます。春ならボタンエビ、夏は鮭、秋はサンマ、冬は貝や帆立、といった感じです。

という、八千代本店さんの外観です。店舗外にメニューが掲示されています。
寿司・鰻・蟹・鍋と全部美味しそうで悩みますね。

こちらは看板。こっちは寿司&毛蟹中心ですね。

店内に入りました。一貫ずつ握って頂くこともでき、席にはメニュー表も貼られていました。

こちらがメニュー表。今回はおまかせでお薦めの一品料理と握りをいただきました。

まずは小鉢から。南蛮漬け的なものでした。
そしてお造りです。鯖がめっちゃ美味しかった。
名物の毛蟹甲羅揚げが出てきました。 名前の通り甲羅に入った毛蟹を揚げた食べ物です。
こんな感じでぎっしり身が詰まっています。蟹の旨味がぎゅっと濃縮されている感じがあってめちゃくちゃ美味い。
そして、ここから握りが始まります。青いお皿とのコントラストが素敵な白身系のお魚からスタートです。
続いて出てきたのが土瓶蒸し的なものでした。
香りが良くて食も酒も進みますね。
ネタがわからなくなってますが繊細な手仕事のネタでした。 北海道といえば、帆立ですよね。
この透き通るイカの美しさよ。
北海道は廻らないお寿司屋さんでもサーモン出てきます。めちゃくちゃ美味い。と、ここからは写真だけで。

北海道に来ても老舗巡りをしている私は、そばの老舗ばかりに行っており、ちゃんとした老舗お寿司店にくるのは初めてでした。北海道のお寿司屋さんらしいネタが沢山出てきて、めちゃくちゃ満足度高かったです。江戸前とは違う、北海道らしいお寿司のあり方に触れられてとても楽しかったです。また行きたいなぁ〜。

—— 八千代本店 基本情報———-
〇創業年 1926年創業 / 大正15年創業
〇営業時間
・17:00 – 22:00
※日曜日 定休日
〇住所
北海道釧路市末広町3丁目5 八千代ビル
(公式サイト)⇒ 寿司割烹 八千代 | 釧路の海の幸を豊富に使った魚介料理専門店

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