秀吉のわらじに由来する、わらじやで鰻の雑炊と鍋 / 京都 東山区 1624年創業 (寛永元年)

昭和初期に旧下京区から分かれた鴨川東側の京都市東山区では、祇園・宮川町などの花街や、四条河原町(中京区・下京区)や新京極・先斗町(中京区)に連なる鴨川・三条大橋周辺の三条京阪等の繁華街が賑わっています。 八坂神社・知恩院・清水寺・建仁寺・高台寺・六波羅蜜寺等の社寺や産寧坂・円山公園等の名所に多くの観光客を集め、区内各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1624年創業、豊臣秀吉がわらじを脱いだ場所と言われる わらじや

博物館三十三間堂前のバス停から徒歩1分、京阪七条駅から徒歩3分ほどの場所にある わらじや。1624年(寛永元年)に創業された、鰻の雑炊「うぞふすい」、鰻の鍋「うなべ」で有名なお店です。わらじやのお名前の由来は、豊臣秀吉が草鞋を脱いで休んだことに由来しているそうです。
(秀吉の死去は1598年なので、わらじやさんの創業前なので詳しいことは不明です。詳しい方教えてください)

という、わらじやさんの外観です。うぞふすいと書いてあります。 こちらは店内の様子。わらじが色んな場所にかかっています。

光の反射で見えづらいのですが、こちらがメニューです。 名物のうぞふすい。美味しそうだなぁ。
ということで入店しました。まずはお抹茶と落雁が出てきます。 お抹茶で出迎えられるって何か嬉しいなぁ。 ちょっと画面暗くなりましたが、落雁です。 わらじや、と書いてありますね。 お抹茶の後に前菜が出てきます。
そして鰻のなべ、うなべ。お揚げと長ネギ、鰻だけのシンプルなお鍋なのですが、猛烈に鰻が美味い。いやー、この食べ方好きだな。 そして、名物うぞふすい。鰻の雑炊になります。

取り分けた図。雑炊も繊細で超美味しい!

うなべも、うぞふすいも、鰻を出汁に味付けをされているんですが、蒲焼や白焼きとは違う鰻の美味しさを再発見できました。特に雑炊はご飯にしみた出汁が超美味しくって。どちらもまた食べたいなぁ。うなべも、うぞふすいも他で見たことがないのですが、こんな美味しいならもっと気軽に食べられると嬉しいなぁ。
(良い鰻でないと美味しくならないと思うので、出せるお店は少なそうですが)

———わらじや 基本情報———-
〇創業年  1624年創業 / 寛永元年創業
〇営業時間
・平日
11:30~14:00LO/15:00閉店
16:00~19:00LO/20:00閉店
・土日祝日
11:30~19:00LO/20:00閉店
※火曜日 定休日
〇住所
京都府京都市東山区西之門町555
(公式インスタグラム)⇒ わらじや(@warajiya0755611290)はInstagramを利用しています

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