和歌山 水了軒の 柿の葉寿司 / 和歌山 和歌山市 1898年創業 (明治31年)

和歌山県庁所在地の和歌山市は、江戸時代は初期が浅野家で、後に御三家の紀州徳川家が治めた紀州藩の城下町です。古くは若山と称されていましたが、1585年(天正13年)に豊臣秀吉の命により豊臣秀長が和歌山城を築城の際に、秀吉が古来の名勝・和歌浦に対する地名として和歌山と命名したとされています。めはり寿司・クエ料理・胡麻豆腐・高野豆腐料理・各種和菓子等の特産品・郷土食品・料理も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

1898年創業、和歌山の鉄道の歴史と共に発展した 和歌山 水了軒

和歌山駅直結 和歌山ミオの1Fにある、和歌山 水了軒。1898年(明治31年)に八木亀太郎氏が、和歌山市駅前で創業し、南海和歌山駅構内の売店をはじめられたそうです。今も和歌山県内で複数店舗出店されているようです(ウェブサイトに記載がないため詳細不明)。

今回本店がどこか分からなかったため、和歌山駅直結の駅ビル 和歌山ミオ1Fの店舗に伺いました。いわゆる駅弁屋さん、っといった体裁。 夕方にお伺いしたので商品があまり残っておらず、で、食べたいと思っていた和歌山名物の「めはり寿し」は売り切れでした…。ということで柿の葉寿司を購入。閉店間際のため20%引き、お得です。
こちらが柿の葉寿司です。鯛、鯖、鮭の三種類入りです。こんな感じで柿の葉に包まれています。美しい。 まずは鯛から。柿の葉の香りと酢飯と鯛が凄く合う! そして鯖。これも美味しいよねぇ。
そして鮭。鉄板ですね。

和歌山名物のめはり寿しは食べられなかったものの、美味しい柿の葉寿司が食べられて満足です。といいつつも、こう書いているのは若干の残念感があるからです。ということで、次回の和歌山訪問時には、売り切れないように早めに買いに行こうと思います!

——- 和歌山水了軒 基本情報———-
〇創業年  1898年創業 / 明治31年創業
〇営業時間
8:00~20:00
※定休日なし
〇住所
和歌山県和歌山市美園町5-61 和歌山ミオ 1F
(公式サイト)⇒ 和歌山水了軒【わさび寿司・小鯛雀寿司・宝梅・雀寿司・駅弁】

2件のコメント

  1. ・「和歌山 水了軒」とは全くの別会社ですが、大阪には、明治中期創業で駅弁・仕出し弁当の「水了軒」がありますね。創業時のJR大阪駅初の構内営業では、水あめ(構内井戸の冷水に蜂蜜を加えた所謂冷やしあめ)が主力商品で、そこから屋号が生まれたとの由。
    ・私は、大阪での仕事の帰途には、此処の八角弁当や新大阪駅限定の御堂筋弁当等と秋鹿や呉春等の地酒を車内で楽しむのを永らくの常としていました。
    ・ところが「水了軒」は10年程前に破産してしまい、暫くは駅弁も消えていましたが、その後に別の企業が本社工場や商標権等を買い取って、今では駅弁も復活し百貨店販売もしています。
    ・各地の駅弁屋や駅そば屋には、その駅の創設当初に地元有力者が参入するなどの老舗が多く残っていますね。尤も老舗でも時代社会の変化や利用者の過去への郷愁による思い込みなども相俟って、内容も風味も嘗てとは異なっている事をしばしば痛感します。例えば、JR長野駅では、先年に従来の面目を一新する大駅ビルに改装された際に、大昔の仏閣型駅舎時代から親しんできた明治中期創業のナカジマ会館の駅そばが十年振り位で復活しましたので、私も早速味わってみましたが些かがっかりして、ナカジマ会館撤退後に営業していた善光寺門前老舗の小菅亭が出していた駅そばの方が旨かったなと思ったことでした。特に、若い頃に夜行の在来線で着いて寒い明け方に啜り込んだ味などは思い出の中だけの味に過ぎないのですね。

    1. ・大阪の水了軒さん、メモには残っておりいつか行きたいなぁと思っています。

      ・いわゆる駅弁屋さんは、老舗凄く多いですね。
      まだ調べ切れていないですが、大きな駅ならほぼありそうな勢いですものね。
      美味しいまずいは私には分かりづらい部分ありますが、
      老舗でも歴史にあぐらをかいて美味しくないけど高いみたいな店もありますから、
      駅弁屋さんや、駅蕎麦屋さんも似たような感じなっているのだろうなぁ、
      というのは想像に難くないです。
      が、ゆっくりと訪問を続けようと思います!!!

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