二條若狭屋の金平糖・不老泉・京の色 / 京都 中京区 1917年創業 (大正6年)

鴨川・堀川・高瀬川等が流れる京都市中京区(なかぎょうく)は、昭和初期に旧上京区南部と旧下京区北部とが合併して生まれました。染物・京友禅(きょうゆうぜん)産地として知られ、二条城・本能寺等の名所旧跡や祇園祭・時代祭・鴨川をどり等の年中行事が多くの観光客を集め、花街・歓楽街の先斗町(ぽんとちょう)や京都独特の生鮮食材・乾物・漬物・おばんざい等の専門店が集まる錦市場(にしきいちば)が賑わっています。区内各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1917年創業、二条通小川角に店を構えた二條の若狭屋こと 二條若狭屋

丸太町駅から徒歩9分ほど、堀川御池のバス停から徒歩8分ほどの場所にある 二條若狭屋。1917年(大正6年)に、総本家若狭屋で修業された藤田芳次郎氏が、二条通小川角で店舗を持ち独立したことで、その歴史が始まっています。正式名称は若狭屋茂澄さんと言うそうなのですが、二条通小川角にある若狭屋さんで、二條若狭屋と呼ばれるようになったそうです。二條若狭屋といえば、不老泉という葛湯が有名ですが、こちらは大正14年には発売以来10万個に達した記録が残っているそうです。

という、二條若狭屋さんから色々とお取り寄せしました。

その1が金平糖です。箱からして豪華…! 蓋を開けるとこんな感じ。金平糖といえば瓶入りが主流になりつつある気がしますが、こういう京都風の箱に入ったものも贈答用に良いですね。

もう1つが京の色という干菓子と不老泉のセットです。 こちらは寒天で固めたお菓子、色が綺麗…!食感も涼しく夏向きのお菓子ですね。

不老泉は写真を撮り忘れてしまったのですが、箱の絵柄毎に中身が異なっていて、プレインな葛湯、抹茶風味、しるこの3種類が入っていました。お菓子の美味しさはもちろんのこと、京都らしいしつらえのパッケージが本当に可愛く、その場にいた外国人女性が箱を持って帰っていました。さりげない日本風な感じが可愛いですものね。購入は公式ECサイトからどうぞ。今度はお店に行ってみたいなぁ。

———二條若狭屋 基本情報———-
〇創業年 1917年創業 / 大正6年創業
〇営業時間
・8:00~17:00
※水曜日 定休日
〇住所
京都府京都市中京区二条通小川東入る西大黒町333-2
(公式サイト)⇒ 二條若狭屋

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